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『スワロウテイル 4Kリマスター』新予告編&新場面写真解禁!岩井俊二監督の初期傑作短編の劇場公開も決定

  • 2026.7.24

岩井俊二の長編映画第2作『スワロウテイル』(96)を岩井本人による完全監修のもとで4Kリマスター化&Dolby Atmos化した『スワロウテイル 4Kリマスター』(9月4日公開)から新予告編と新場面写真が到着。『undo』(94)と『PiCNiC』(96)の4Kリマスター版の劇場公開も決定した。

【写真を見る】『スワロウテイル 4Kリマスター』の新場面写真も一挙解禁!

【写真を見る】『スワロウテイル 4Kリマスター』の新場面写真も一挙解禁! [c]SWALLOWTAIL PRODUCTION COMMITTEE
【写真を見る】『スワロウテイル 4Kリマスター』の新場面写真も一挙解禁! [c]SWALLOWTAIL PRODUCTION COMMITTEE

公開当時33歳の若手映像作家だった岩井が『Love Letter』(95)に続いて世に放った長編映画第2作『スワロウテイル』。先んじて2025年の東京国際映画祭にて4K版が上映されたが、この度公開となる『スワロウテイル 4Kリマスター』は、この東京国際映画祭上映バージョンからブラッシュアップを重ねたものとなる。

物語の舞台は、かつて“円”が世界で一番力を持っていた頃の架空都市。いつかのゴールドラッシュのような輝きを放つその街を移民たちは“円都(イェンタウン)”と呼び、一方で日本人はこの名前を忌み嫌い、移民たちを“円盗(イェンタウン)”と呼んで蔑んでいた。そんな街で、母を亡くした少女と、歌手を夢見て上海からやってきたイェンタウンの娼婦グリコが出会う。名もなき少女は胸にアゲハ蝶のタトゥーを彫っているグリコに”アゲハ”と名付けられ、上海出身のフェイホン、謎めいた男ランらが集うなんでも屋「青空」で働き始めるのだった。

本作には三上博史、Chara、伊藤歩、江口洋介、アンディ・ホイ、渡部篤郎、山口智子、大塚寧々、桃井かおりといった錚々たる豪華キャストが集結。英語、中国語、日本語が入り混じる混沌の世界観のなか、夢を追う者たちの輝きをエネルギッシュに体現している。この危険で妖しくも、多くの者たちをひきつける無国籍都市=円都を作りあげたスタッフには、撮影の篠田昇、照明の中村裕樹、美術の種田洋平らが集結。そして、音楽監督の小林武史が手掛けた劇中のバンド「YEN TOWN BAND」の名曲の数々は、公開から30年を経てもなお我々の心をつかんで離さない。

このたび解禁された予告編は、本編と同じく岩井の監修のもとに制作された4K版新予告。「むかしむかし “円”が世界で一番強かった頃 その街は移民たちであふれ 移民たちはこう呼んだ――“円都(イェンタウン)”」という印象的なナレーションから幕を開ける。イェンタウンの娼婦グリコ(Chara)、名もなき少女アゲハ(伊藤)、上海出身のフェイホン(三上)、中国系マフィアの若きボスであるリョウ・リャンキ(江口)、謎めいた男ラン(渡部)ら、“円都”で力強く生き抜く移民たちの姿を、鮮やかによみがえった4Kリマスター映像と唯一無二の音楽が圧倒的な没入感で映しだす。予告のクライマックスでは、YEN TOWN BANDのボーカル=グリコ役のCharaが歌う不朽の名曲「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」が響き渡り、作品世界をより一層ドラマティックに彩る。

この予告編解禁にあわせ、岩井俊二監督によるコメント映像も到着。約30年の時を経て4Kリマスターとしてスクリーンによみがえった本作への想いや、いま改めて作品と向き合う現在の心境を語った、映像としては初となる貴重なコメント映像となっている。

『スワロウテイル 4Kリマスター』ムビチケ特典 [c]SWALLOWTAIL PRODUCTION COMMITTEE
『スワロウテイル 4Kリマスター』ムビチケ特典 [c]SWALLOWTAIL PRODUCTION COMMITTEE

さらにこの度、7月24日(金)午前10時から本作のムビチケ前売券(オンライン)の発売開始が決定。購入者には、蝶のビジュアルを配置したスマホ用の「スペシャル壁紙」が特典として付与される。

岩井俊二、初期の傑作短編『undo』も4Kリマスター版が公開決定 [c]FUJI TELEVISION/PONY CANYON
岩井俊二、初期の傑作短編『undo』も4Kリマスター版が公開決定 [c]FUJI TELEVISION/PONY CANYON

また岩井の初期の傑作『undo』と『PiCNiC』も4Kリマスター化され9月25日(金)より公開されることが決定。1994年10月、シネスイッチ銀座にて1週間限定公開されるとレイトショーながら連日長蛇の列が発生し銀座を騒然とさせ、さらに1995年8月のテアトル新宿のロードショーでも劇場動員記録を塗り替え再上映を求める問い合わせが殺到したカルト的傑作『undo』。そして、1994年の夏に撮影されながら1996年6月に公開されるまで、その存在が伝説と化していた傑作であり、後の『スワロウテイル』へとつながる岩井監督×Chara初タッグ作品『PiCNiC』。『スワロウテイル 4Kリマスター』の公開から3週間後、岩井俊二監督のフィルモグラフィーにおいて異色の輝きを放つ初期作品が4Kリマスター化され、スクリーンに帰還する。

日本のみならず海外からも常に動向が注目されている岩井の初期作品を、4Kの美しい映像で再発見しよう!

<コメント>

●岩井俊二(監督)

「当時、ドラマや映画ではできない、ちょっと変わった企画というお題目の下とにかく自由に、クリエイティブの翼を広げて創作したのが、『undo』と『PiCNiC』でした。改めて見返してみると、ここまでカルト的な作品は、意外とあんまり作ってこなかったなと、もっと作るべきだな、とそんな思いにさせられました。撮影が16mmで、かつ実験的に増感現像や減感現像を施してもいて、リマスター作業も苦心しましたが、納得できる仕上がりになりました。改めてみなさんの目にどう映るか非常に楽しみです」

文/サンクレイオ翼

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