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少子化の本当の意味。あなたの希望する子ども数は持てていますか?

  • 2026.7.23

少子化の本当の意味。あなたの希望する

子ども数は持てていますか?

出典:シティリビングWeb

多様な生き方ができるからこそ希望に向き合ってみて ※写真はイメージ

日本が少子化になって50年、少子化対策を始めて35年。2025年の合計特殊出生率は1.14と過去最低を記録しました。「子どもを持ちたくない人が増えたからね」と思われるかもしれません。しかし、日本人が平均的に望む子どもの数は約2人です。ここに、少子化が社会課題たるゆえんがあります。つまり、「希望する数の子どもを持てない人が増えている」のです。ただ、合計特殊出生率が下がっているからでも、はたまた出生数が減っているからでもありません。

35〜39歳の女性を見ると、希望子ども数を叶えられていない人が約6割にのぼります。望んで子どもを持たない人が増えているわけではなく、何らかの障壁によって希望が阻まれている現実があります。

では何が阻んでいるのか。研究が示すのは主に2つです。一つは、交際相手がいないこと。背景には経済環境があり、非正規雇用など不安定な立場に置かれた人ほどパートナーを持ちにくい傾向があります。もう一つは、家庭内の家事・育児の負担が女性に偏っていること。長時間労働や硬直的な職場環境が、その構造を支えています。

少子化は社会全体の話と思われがちですが、一度立ち止まって、自分自身のライフコースを考えてみませんか。どこに住みたいか、結婚はしたいか、子どもは何人欲しいか。そしてその希望を阻んでいるものは何か、それを変えるために何ができるか。そんな問いを持つことが、あなた自身にとっても、社会にとっても、きっと大きな意味を持ちます。

出典:シティリビングWeb

教えてくれたのは…茂木良平さん

人口学者。ポンペウ・ファブラ大学 政治・社会科学学部 研究員。データと研究知見に基づき、少子化課題の理解と改善に挑戦している

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