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皆には軽く返せた恋愛話。好きな人に「気になる人は?」と聞かれ、答えられなかった理由

  • 2026.7.25
ハウコレ

軽く受け流せば済む話でした。でも好きな人にだけは、一言で終わらせたくありませんでした。気づけば、彼女との距離は少しずつ開いていました。

グラスを置いて顔を上げると、また質問が飛んできました。「彼女いるの?」。俺は迷わず「彼女いないよ」と返します。皆が笑って、話は次へ流れていきます。その輪の端で彼女が聞いていると気づいた瞬間、軽く答えたことが急に気になりました。

皆には反射で返していた

恋愛のことについて聞かれても、真面目に返したことはありません。彼女がいるかどうか聞かれれば「いないよ」と返す。それで場が回るならいいと思っていました。本気で誰かを好きだと言うのは気恥ずかしくて、うまくかわすのが俺のいつものやり方だったのです。

その返事を、彼女にだけは

集まりの帰り、駅まで2人で歩いたとき、彼女がそれとなく踏み込んできました。「じゃあ、気になってる人とかは?」。さっき皆の前で「彼女いないよ」と返したのは聞こえていたはずです。その先を、彼女は聞いてきたのでした。いつもの調子でかわせばいい。頭ではわかっていました。

けれど、彼女に渡す返事だけは、気持ちをちゃんと伝えられるそのときまで取っておきたかった。だから俺は「今はいいかな、その話」とだけ返しました。

離れていく背中に気づいて

それからの彼女は、2人で話す機会を自分から作らなくなりました。集まりでも、俺とは少し距離を取って座るようになった気がします。あの帰り道で「気になっているのは君だ」と言えていれば、彼女はこんなふうに離れなかったのかもしれない。彼女を他の誰かと同じ扱いにしたくないと思いながら、結局は何も伝えられませんでした。

そして...

皆の前で恋愛話をかわすだけでは、彼女には何も伝わりません。次に2人になれたら、いつもの態度ではなく、本当の気持ちを伝えるつもりです。あの帰り道にはぐらかした一言の続きを、彼女にだけは、ちゃんと。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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