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「土用の丑の日はうなぎを食べる日」は思い込み!?季節ごとに『い・た・ひ』のつく食べ物を食べる習わしがあった

  • 2026.7.22
「土用の丑の日はうなぎを食べる日」は思い込み!?季節ごとに『い・た・ひ』のつく食べ物を食べる習わしがあった

「今年の土用の丑の日はいつ?」というニュースを見ると、多くの人が思い浮かべるのは「うなぎを食べる日」ではないでしょうか。

2026年の土用の丑の日は7月26日。スーパーやうなぎ店では、この時期になると「土用の丑の日」の文字が並びます。

しかし、土用の丑の日はうなぎだけの行事ではありません。

実は春夏秋冬それぞれに、頭文字にちなんだ食べ物を食べるとよいとされる風習も伝えられています。

土用の丑の日はうなぎだけじゃない

「土用」とは、立春・立夏・立秋・立冬の直前およそ18日間を指す暦の言葉。

「丑の日」は十二支を日付にあてはめたもので、土用の期間中にめぐってくる丑の日が「土用の丑の日」です。

つまり土用の丑の日は夏だけでなく、春夏秋冬すべての季節に存在しています。

そして、夏に「う」のつく食べ物(うなぎ・うどん・梅干しなど)を食べる習慣と同じように、実は他の季節にも、「い」「た」「ひ」のつく食べ物を食べるとよいとされる風習があります。

春は「い」、秋は「た」、冬は「ひ」のつく食べ物を食べるとよいとされます。

季節ごとに異なる食べ物で体をいたわる風習が伝えられてきましたが、夏の土用だけが広く知られるようになった背景には、うなぎを食べる習慣が広く定着したことがあると考えられています。

なぜうなぎだけが有名になったのか

夏の土用にうなぎを食べる習慣が広まった理由としてよく知られているのが、江戸時代の発明家・蘭学者として知られる平賀源内による発案という説です。

江戸時代、うなぎの売れ行きに困っていた店の相談を受けた源内が、「丑の日にちなんだ貼り紙を店先に出してみては」と提案。

これが評判を呼び、周りの店も次々と真似したことで、うなぎの日として定着したといわれています。

ただし、この源内発案説は出典がはっきりしておらず、後世に作られた逸話である可能性も指摘されています。

うなぎを食べる習慣自体は奈良時代の万葉集にも歌が残るほど古く、夏バテ防止の知恵として親しまれてきたものが、江戸時代の商売の工夫と結びついて今の形に定着したと考えられています。

まとめ

「土用の丑の日=うなぎ」というイメージは、季節の行事のごく一部に過ぎませんでした。

春夏秋冬それぞれに、体をいたわる食べ物の知恵があったことを知ると、うなぎ以外の季節の変わり目にも少し目を向けたくなります。

今年の7月26日は、由来にも思いを巡らせながらうなぎを味わってみてはいかがでしょうか。

参考

参考:Wikipedia「土用の丑の日

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