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スマホで突然、指がつったら? 足の名医が教える緊急リセット法と、親指だけ違う反らせ方

  • 2026.7.21

スマホで突然、指がつったら? 足の名医が教える緊急リセット法と、親指だけ違う反らせ方

「こむら返りは、血流の悪化とセンサー異常が原因です」と語るのは、足専門の整形外科医・北城雅照先生。多くの足の悩みを診てきた専門医がすすめる、こむら返りを防ぐ最強メソッドが話題です。『足の名医がついにたどりついた こむら返りと手足のつりリセット法』(アスコム刊)よりお届けする第3回は、最近急増しているという「手指のつり」の対処法。

手指のつり・緊急リセット法

それでは最後に、スマホの普及によって急増している「手指のつり」の対処法を紹介しましょう。

手指のつりについては、とくに「片手だけでスマホを操作する方」のほうが起こす割合が多い印象があります。

スマホを握りしめながら、親指で文字入力などを行う動作は、手の筋肉に大きな負担をかけます。薬指や小指で端末を支えつつ、親指はフル稼働――これでは、筋肉が疲労しても不思議ではありません。

手のひらのサイズが大きく、スマートフォンの操作を片手で完結させやすい男性のほうが、つりを起こしやすいパターンといえます。

手指のつり・緊急リセット法(左手の指がつりを起こした場合)

① 手のひらを上にして、左手をまっすぐ前に伸ばす
②つりを起こしている指を、右手で根元からしっかり持つ
③ 親指なら手前かつ斜め下方向、ほかの指はまっすぐ下方向にゆっくり5秒ほど反らせる。そして、ゆるめる
④つりが治まるまで、この動作を何度か続ける

足の裏と同じように、手指の筋肉がつりを起こすと、手を「握る」方向にグッと収縮します。

そのため、これを治めるには、逆方向、つまり「反らせる」動きを取り入れなければなりません。筋肉や腱をゆっくりと伸ばすことで、つりは落ち着いていきます。

そして、この一連の動作は、手指の筋肉を伸ばすストレッチにもなります。

手指がよくつりを起こすという方は、この「手指を根元から反らせて伸ばす」動作を毎日の習慣にしてみてください。

続けることで、つりの頻度を大幅に下げられるはずです。

・指先ではなく、つりを起こしている指の「根元」を反対の手でしっかりと握る
・その姿勢のままで、指を手でゆっくり5秒ほど反らせる。そして、ゆるめる
・人差し指~小指の場合は、下方向に反らせる
・つりが治まるまで、この動作を何度か続ける

・ほかの指とは違って、親指は手前かつ斜め下方向に反らせる
・つりが治まるまで、この動作を何度か続ける

覚えておきたい「緊急リセット法」の共通ルール

以上が、つりが起こりやすい主な部位の緊急リセット法です。

胸筋や腹筋、背筋、大殿筋などでもつりは起こりますが、ここまでに取り上げてきた部位に比べれば発生頻度はずっと少なく、一般的に起こりうるつりについては、ほぼ網羅したといえるでしょう。

最後にもう一度、基本の考え方をおさらいしておきましょう。

こむら返りをはじめとする筋肉のつりを治める緊急リセット法のポイントは、どの部位でも共通しています。

それは、関節を動かして、過収縮している筋肉とその腱をゆっくりと伸ばし、腱紡錘に刺激を入れてあげること。

このポイントさえしっかり押さえて、落ち着いて対処できれば、たいていのこむら返りやつりは徐々に治まっていくはずです。

イラスト/丸口洋平

※この記事は、『足の名医がついにたどりついた こむら返りと手足のつりリセット法』北城雅照著(アスコム刊)をウェブ記事用に再構成したものです。

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