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「1日も延泊して、自己管理が甘い」義母から身に覚えのない注意→夫が自分を守るためについた嘘に絶句

  • 2026.7.20

空港で鳴った、義母からの通知

スーツケースを受け取った空港のロビーで、私のスマホが震えました。

義母からのメッセージでした。

「1日も延泊して、自己管理が甘い」

心当たりが、まるでありません。

夫とふたりで出かけた海外旅行は、たしかに予定より一日長くなりました。

でもその理由を、私は帰りの飛行機の中ですら知らなかったのです。

「お義母さん、なんか怒ってる。心当たりある?」

夫は画面をのぞき込むと、ばつが悪そうに目を逸らしました。

「……実は。母さんには、お前が熱を出したって言ってある」

「は? なんでそんな嘘つくの」

夫は帰国日を一日勘違いしていて、まだ現地にいるはずの日に会議を入れていたそうです。

その穴を埋めるために、妻が寝込んだことにして滞在を延ばした。そういう筋書きでした。

「言えば済む話でしょ。日にちを間違えましたって」

「母さんは、俺が仕事でミスするのを一番嫌うんだよ」

三十秒で終わった、真実の告白

数日後、義両親の家に呼び出されました。座卓の前に正座させられ、お茶が出るより先に義母が口を開きます。

「せっかくの旅行で寝込むほど無理をするなんて、いくつになったの」

「うちの息子の予定を潰したのよ。わかってる?」

夫は隣で湯呑みを両手で包んだまま、床のあたりを見ています。義父は義父で、「まあ、次から気をつけなさい」と義母に同調するばかり。

反論しようと息を吸うたび、夫の肩がびくりと跳ねるのが視界の端に映りました。

結局、私は「すみません」と頭を下げて帰ってきたのです。玄関で靴を履く私の背中に、義母が「次はちゃんと薬を持っていきなさい」と言いました。持っていく必要のない薬でした。

家のドアを閉めた瞬間、こらえていたものが決壊しました。泣きながらスマホを開いて、義母に送りました。

「熱は出していません。夫が帰国日を間違えたのを認めたくなくて、私のせいにしただけです」

既読はすぐにつきました。三十秒ほど待って、返ってきたのは一行です。

「あ、そうなの」

続きはありませんでした。息子を責める言葉も、私への詫びもなく、会話はそこで止まったのです。

翌週、義母から届いたメッセージは「暑いから体に気をつけてね」という、いつもと変わらない世間話でした。

義両親の中では、あの旅行はいまも「嫁が熱を出して息子に迷惑をかけた一件」のままです。訂正したのに、何ひとつ塗り替わらない。夫はといえば、リビングで平然とテレビを見ています。

「あのメッセージ、お母さんに送ったから」

「ふうん」

それきり、家の中はやけに静かでした。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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