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「今日は会えない」の直後、彼との共有カレンダーに知らない予定が増えた

  • 2026.7.21
ハウコレ

「今日は会えない」。その理由を問いただす勇気が出ないまま、私は最悪の想像ばかりを並べていました。けれど次に会ったとき、彼の口から出たのは、私の予想とはまるで違う一言だったのです。

彼に返したい言葉はいくつも浮かんだのに、送れたのは、絵文字がたった1つだけでした。

打ちかけては消した返信

始まりは、彼から届いた「今日は会えない」という、それだけのメッセージでした。返信に迷っている間に、2人で使っている共有カレンダーに通知が灯り、開いてみると見覚えのない地名が1つ増えています。

何かあったのか、誰と会うのか。「楽しんできてね」と打っては、嘘くさい気がして消し、「その予定、何?」と打っては、束縛する彼女だと思われたくなくて消す。打ちかけた言葉は、どれも送らないまま消えていきました。彼からの返事も、それきりありません。

知らない地名を調べてみると

その地名を調べてみると、おしゃれな店が並ぶ街だと出てきました。誰と行くんだろう。私の知らない友達か、それとも別の誰かか。考えれば考えるほど、カレンダーの中の予定が大きくふくらんでいきます。

予定を共有し始めたころは、隠し事がない証拠だと思っていました。それなのに今は、その欄が一番怖い場所になっています。

次に会った彼が切り出したこと

結局、何も聞けないまま、次に会う約束の日になりました。私が黙っているのに気づいたのか、彼のほうから「この前のこと、説明させて」と切り出しました。

あの地名の予定は、2人で住む部屋を探しに行った下見だったのです。私に相談する前に、いくつか候補を見ておきたかったのだと、彼は気まずそうに教えてくれました。

そして...

隠されていたのは、裏切りではなく、私への遠慮でした。それでも、勝手に最悪の想像をしていた自分が、少し恥ずかしくもあります。

怖いと感じる予定ほど、その場で聞いてしまえばよかった。間取り図を2人でのぞき込みながら、私は今、そう思っています。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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