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「車で俺が双子を連れて行くから」写真屋に連れて行った夫。だが、不注意で怪我をさせた結果、義母が怒り心頭

  • 2026.7.20

3歳の双子は、私でも連れ出せない

双子育児で一番気を張るのが、3歳から5歳までの時期です。

二人が同時に別の方向へ走り出すので、私ですら一人で連れ出すのは控えていました。

七五三の写真ができたと連絡が入り、受け取りに行こうとした休日のことです。

玄関で靴を履いていると、夫が車の鍵を手に取りました。

「車で俺が双子を連れて行くから」

そう言って笑う夫に、私は思わず手を止めたのです。

「二人同時は無理だよ。手をつないだら、絶対に離さないでね」

「大丈夫だって。アルバム取りに行くだけだろ」

夫は双子を抱えるようにして車へ乗せ、あっという間に走り去っていきました。玄関に残ったのは、嫌な予感だけでした。

写真屋の帰りに鳴った、夫からの電話

予感は当たりました。一時間ほどして、夫から慌てた声で電話がかかってきたのです。

「エレベーターで喧嘩して、おでこを壁にぶつけた。泣きやまないんだけど、どうしよう」

写真屋の帰り、エレベーターの中で双子が押し合いになったのだと言います。

受話器の向こうでは、泣き声が響き続けていました。

「急いでそのまま休日診療所へ向かって。私は義母に車で送ってもらうから」

それだけ伝えて電話を切り、近所の義母に事情を話すと、「すぐ行くよ」と鍵を掴んで立ち上がってくれました。

診療所の前で、義母が夫を叱りつけた

診療所に着くと、診察はちょうど終わったところでした。

幸い、たんこぶで済んだと聞いて、ようやく息がつけました。

ほっとしたのも束の間、診療所の前で義母が夫の正面に立ちました。

「あんた、なんてことすんだ?」

夫はすぐに言い訳を始めます。

「ちゃんと手はつないでたんだよ。エレベーターが混んでて…」

「3歳の双子を一人で連れ出したのが、間違いだろう」

義母の声は低く、迷いがありませんでした。

夫は「でも」と言いかけて、その先を飲み込みます。

「この子たちの母親が、どれだけ気を張って連れ歩いてるか、あんた見たことあるのか」

夫は何も返せず、肩を落として、うつむいたまま黙り込みました。出かける前のあの得意げな顔は、どこにもありません。

受付にいた看護師さんも、苦笑いで口を添えました。

「双子ちゃんは、大人二人でようやくですよ」

私は夫の顔をまっすぐ見て、はっきり言いました。

「今度からは二人で行こう。一人で連れ出すのは、無しにして」

「……わかった」

夫は小さくうなずくだけでした。

帰りの車で、夫はハンドルを握ったまま一言も話しません。以来、双子を連れて出かける前には、必ず「一緒に来てくれる?」と聞くようになりました。義母の前で縮こまったあの背中を、私は今でも思い出します。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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