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「世界の終わり」に思いをはせるホラー展「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」で非日常を体験

  • 2026.7.18

東京で10万人動員した話題の展覧会が大阪に

「行方不明展」「恐怖心展」と、ここ数年盛り上がるホラー体験型展覧会。この夏、新たな展覧会「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」が、9/27(日)まで本町で開催されています。

出典:シティリビングWeb

「近畿地方のある場所について」などで人気のホラー小説家・背筋(せすじ)さん、カルト的な人気を誇るホラーゲーム「SIREN」の脚本家・佐藤直子さん、新進気鋭の若手ホラー映画監督・西山将貴さんの3人で結成されたホラークリエイターユニット「バミューダ3」が企画を手がけるこちらの展覧会。メディアプレビューの様子を紹介します。(以下、展示のネタバレあり)

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1999年7の月、もし本当に世界が終わっていたらーー。

あなたが知らない『世界の終わり』、

一緒に見てみませんか?

パンフレットの冒頭のこの一文で、一気に懐かしい感じになりました。話題になりましたよね、「1999年7月に世界は滅びる…」というノストラダムスの予言。それから25年以上にもなりますが、“滅びなかった未来”を生きる私たちが、もしも本当に「世界の終わり」が訪れていたらという異世界を体験できるのがこの展覧会です。

会場ではイラストレーター・米山舞さんが描き下ろした“終末の少女”が登場。来場者を仮想の1999年7月へと誘い、取り残された“ある部屋”の空気感、走行する車窓の向こうに広がる記憶の風景、終末世界に響く声なき魂の残響など、五感を揺さぶるような演出で展開。現実と虚構の狭間を行き来しながら、物語に没入していける構成となっています。

会場入り口のドアには大量の赤い手形にギョっとさせられます。中がほとんど見えないのも、恐怖心をかきたてられますよね。

出典:シティリビングWeb

古ぼけたテレビと座布団だけが置いてあるアパートの一室。そのベランダの向こうに広がる1999年の空。冒頭から始まるこの演出で、参加者は架空の1999年へとトリップします。

出典:シティリビングWeb

場面は変わって電車の中に。車窓に流れ行く景色は、1999年の街並み…? 日常的な景色だったが、徐々に非現実的な風景に変わっていきます。

出典:シティリビングWeb

よく目を凝らして読んでみると「はざま…2丁目…」と読めそうです。何かでエラーを起こしたかのような文字化けした駅名表示がこんなに怖いとは…。

出典:シティリビングWeb

日常と、非日常のはざまのような展示から、いきなり異世界に飛ばされたような真っ赤な通路。両脇に殴り書きされた文字を読んでるとゾワゾワしてきます。

出典:シティリビングWeb

展覧会でのメインを担う「転化」エリア。1999年や2025年の世界に生きる15人の年齢も性別もさまざまな人たちのコメントと、それぞれの人たちが生活していた痕跡が展示されています。寄せ書きの色紙やゲーム機、ヘアメイクのグッズなど、リアリティを感じさせるアイテムに、より想像をかきたてられます。

出典:シティリビングWeb

来場特典として、背筋さんの書き下ろし短編小説も配布されます。この小説について「絶望を描いているけれど、バッドエンドではない、光に繋がるような話にしたかった」と背筋さん。入場時に渡される切符は、行き先が「終末ゆき」となっているところに注目。

出典:シティリビングWeb

最後には、会場限定の写真機も。無事生還?を喜ぶ記念の一枚を撮影して。

出典:シティリビングWeb

観終わったあとは、ただ怖いだけじゃなくて、「自分にとっての終末」に思いをはせるような、小説を読み終わったときに近い気持ちになれました。ゾワっとする映像や展示もありますが、びっくりするような音や映像演出はないので、お化け屋敷的なものが苦手な人でも楽しめそう。この夏、非日常にトリップして、ちょっと涼しくなってみませんか。

開催概要

タイトル: 1999展―存在しないあの日の記憶―

期間: 9/27(日)まで

時間:平日10:00~18:00

土・日・祝・お盆期間8/8(土)~8/16(日)10:00~19:00 ※最終入場:いずれも閉館30分前

会場:谷口悦第2ビル(大阪市中央区久太郎町3-5-26)

大阪展 公式サイト: https://www.tv-osaka.co.jp/event/1999ten/

大阪展 公式X:https://x.com/1999_kioku_26

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