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「うちの子の方が可愛いのに、不公平よ」幼稚園の劇の配役に異を唱えるママ友。だが、ママ友が黙り込んだ理由とは

  • 2026.7.19
「うちの子の方が可愛いのに、不公平よ」幼稚園の劇の配役に異を唱えるママ友。だが、ママ友が黙り込んだ理由とは

英才教育が口ぐせのママ友

娘が通う幼稚園に、会うたびに習い事の話をしてくるママ友がいました。

ピアノに英語、体操と、習い事は5つあるそうです。

「うちは英才教育してるから、他の子とは違うのよね」

送り迎えのたび、周りのママに聞こえるようにそう話すのです。誰かが相づちを打つまで、その自慢話は終わりませんでした。悪気がないぶん、余計にたちが悪いのかもしれません。

ある日、クラスの発表会で劇をすることになりました。担任の先生が配役を決め、うちの娘が主役に選ばれたのです。

「あなたなら、みんなをまとめてくれると思ったの」

先生からそう言われた娘は、家でも張り切って台詞を練習していました。

恥ずかしがるお友達に振り付けを教える役まで、自分から買って出ていたそうです。

私はその横顔を、ただ嬉しく見守っていました。

けれど、その配役が知れ渡ると、あのママ友の様子ががらりと変わりました。

祝福の中でひとり沈黙

お迎えの時間、ママ友が大勢のママの前で声を張り上げました。

「うちの子の方が可愛いのに、不公平よ」

あまりの剣幕に、周りのママたちは気まずそうに目を伏せました。

私はその場では、あえて何も言い返しません。娘の頑張りは、大声で主張するものではないと思ったからです。

数日後、担任の先生が私に声をかけてくれました。

「お子さん、練習も一生懸命で、みんなをまとめてくれたんですよ」

その言葉が嬉しくて、私はクラスの連絡の輪に、ありのままを書き込みました。

すると、思いがけないことが起きたのです。

「素敵!うちの子も家で真似してるよ」

「本番、楽しみだね。おめでとう」

次々と祝福のメッセージが届きました。

あの日、気まずそうにしていたママたちが、口々に娘を褒めてくれたのです。

遠慮して黙っていただけで、みんな娘の頑張りをちゃんと見てくれていたのだと分かりました。

画面が祝福で埋まっていく中、ただ一人だけ、何の反応も返さない人がいました。あれだけ大声で騒いだ、あのママ友です。

メッセージには既読だけがつき、そのまま沈黙が続きました。翌朝、お迎えで顔を合わせても、彼女は気まずそうに目を逸らすばかりです。

「おはようございます」

私から挨拶しても、小さく会釈を返すのが精一杯のようでした。あれほど響いていた自慢話は、もう聞こえてきません。

娘の頑張りが、何よりの答えでした。人と比べて騒ぐより、目の前の我が子を信じよう。そう素直に思えた出来事でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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