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ペットの「ニンゲン」の食欲がない。具合が悪いの? 心配する飼い主の姿が愛おしい、異色のニンゲン飼育マンガ【書評】

  • 2026.7.15

【漫画】本編を読む

ペットがおいしそうにご飯を食べてくれることは、飼い主にとって何よりも嬉しい。けれど、ある日突然、食べる量が減ってしまったとしたら? 飼い主としては不安に駆られて当然だ。

人間が“飼われる側”になるという大胆な設定で、ペットと暮らす日々の喜びと責任を描くのが『続!ニンゲンの飼い方』(ぴえ太/KADOKAWA)。この物語では、ペットの食事や食事量の問題も、人間が飼われる側となると、どこかおかしく、思わずクスッと笑わされてしまう出来事として描き出される。

最近、食事のたびにご飯を残すようになったニンゲン。異形の飼い主は「具合が悪いのか」と心配するが、どうやら原因は体重の増加らしい。残すのは申し訳ない。けれど、太るのもよくない。そう考えたニンゲンは食事を控えようとするが、目の前に出されたご飯があまりにもおいしそうで、結局食欲に負けてしまう。そして翌日、ニンゲンは運動をしようと、小屋の中をぐるぐる走り始めるのだ。

飼い主からすれば、突然走り始めたニンゲンの姿には驚くしかないだろう。確かに人間は、体重や体型を気にして、ときに食事を控えたり運動したりする。けれど、ニンゲンを飼う側から見ると、その行動はこんなにも不思議で、面白く映るのか。やっぱり、違う種類の生き物の考えることはわからないことばかりだ。でも、だからこそ面白い。そんなペットを飼うことの醍醐味まで感じさせてくれる本作は、愛するペットを飼っている人、これから飼おうとしている人にこそ、オススメしたい。

文=アサトーミナミ

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