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「高額すぎる」とSNSで賛否。スタイリングサービスに“約162万円”を投資した女性が語った価値とは

  • 2026.7.15
Olha Dobosh / 500px / Getty Images

「昔は似合っていた服がしっくりこない」「何を着ればいいのか分からない」など、ファッションに関する悩みを抱える人は少なくない。先日、ある女性がスタイリングサービスに1万ドル(約162万円)を支払ったことを明かし、その金額をめぐってSNSでは賛否の声が寄せられた。

キャリアアップとともにワードローブも一新

年齢を重ねたり、ライフステージが変わるにつれて、ファッションの好みや似合う服も少しずつ変わっていくもの。ジーナ・ノックスさん(33歳)も、そんな変化を経験した一人で、『People』によると、出産から10カ月を迎えたコロナ禍、中小企業のリサーチャーを辞め、自身のファイナンシャルコーチング事業に専念する道を選んだという。

しかし、新しい生活が始まる一方で、ジーナさんは自身のワードローブに違和感を抱くように。

「レギンスばかり履いて、服にはシミも付いていて…。クローゼットを見るたびに、どの服も学生時代から変わっていないように感じたんです。目指していた“成功する起業家”としての自分と、今のワードローブがまったく合っていませんでした」

約2年にわたり自力でイメージチェンジを試みたジーナさんだったが、思うような結果は得られず、最終的にプロのスタイリストへ依頼することを決意。3カ月間にわたってスタイリングサービス「Next Level Wardrobe」を利用し、イメージコンサルティングやクローゼットの整理、足りないアイテムの買い足しなどを含むプログラムを受けたという。

約162万円のスタイリングサービスに賛否

自身のワードローブを一新するため、スタイリングサービスを利用したジーナさん。2026年5月にTikTokで、その費用が1万ドル(約162万円)だったことを明かすと、SNSでは驚きの声が多数寄せられた。

動画は2026年7月13日時点で約143万回再生され、約13万7,000件の「いいね!」を獲得。コメントも840件以上寄せられており、現在のスタイリングを絶賛する声がある一方、「自分でも変えられたのでは」との声も上がるなど、賛否を呼んでいる。

  • 「変化がなかったとは思わない。でも、その変化のために服代とは別で1万ドルを払う価値があったのかは、正直わからないな」
  • 「もし金額を公表していなかったら、コメント欄の反応は全然違っていた気がする。私も余裕があれば、そのくらいお金をかけると思う(笑)」
  • 「Pinterestで解決できた気がする」
  • 「私だったら、その1万ドルは服を買うために使って、コーデはPinterestを参考にするかな」
  • 「ザラで服を選んでもらうだけで1万ドル払ったってこと?」
  • 「コメント欄を見て驚いた。だってスタイリストによる変身の中でも、私が本当に納得できた数少ない例だったから。批判なんて気にしないで」
FreshSplash / Getty Images

批判的なコメントを受け取ったジーナさんだが、スタイリングサービスを受けたことに後悔はないと明かしており、「Pinterestを見れば自分でもできた」という声に対してはこう語っている。

「正直、笑ってしまいました。確かにPinterestを参考にすれば、似たようなコーディネートはできたかもしれません。でも、スタイリストが私のクローゼットを一度すべて見直し、一から組み立て直してくれたからこそ、今のワードローブがあるんです」

「実はPinterestも何年も参考にしてきました。でも、理想の自分を表現できているとは感じられなかったんです。それまでは、自分らしいスタイルではなく、誰かの真似をしていただけでした。今ではワードローブにも、自分でコーディネートすることにも、これまでで一番自信がありますし、この経験から学んだことは何年経っても役立っています。Pinterestだけでは得られなかったものです」

ジーナさんにとっては、単に服を選んでもらったのではなく、クローゼット全体をゼロから見直す“仕組みづくり”に価値があり、自分らしいスタイルを確立するための投資だったよう。

ジーナさんが利用したスタイリングサービス

以前のジーナさんは、“おしゃれなコーデ”を組もうとしていたものの、クローゼットには存在感のある服ばかりが並び、統一感がなかったという。さらにベーシックなアイテムが少なく、そのせいかどこかまとまりがなく、着回しも上手くいかなかったそう。

しかし、「Next Level Wardrobe」を利用したことで、ジーナさんはスタイリストからコーディネートの組み立て方や、長く活用できるワードローブの作り方、そして高品質なベーシックアイテムの重要性を学んだという。

スタイリングは約3カ月かけて進められ、まずは自分の性格や「どのような印象を与えたいか」、さらに憧れのファッションアイコンなどについて詳しく記入するヒアリングシートに回答。その内容をもとに担当スタイリストが、似合うカラーやライフスタイルに合わせたコーディネートの法則、ワードローブの軸となるポイントなどをまとめたプランを作成してくれたとのこと。

次に行われたのは、クローゼットの大整理。ジーナさんは所有している服を一着ずつ試着しながら、担当スタイリストとともに「残す」「手放す」「寄付する」の3つに分類していくことに。その結果、なんとわずか1日でクローゼットの約60%を整理することができたという。

「少し不安もありましたが、プロを信じて任せました」

Kseniya Ovchinnikova / Getty Images

最後のステップはショッピングで、担当スタイリストとチームが事前にリサーチを重ね、ジーナさんのワードローブに必要なアイテムを予算内で選定。候補となる服はすべて自宅へ届けられ、試着したうえで「購入」「返品」「お直し」の判断を行ったとのこと。さらに、もう一度買い足しを行い、約3カ月にわたるスタイリングプログラムはこれで終了。

「最終的には、自分に似合い、組み合わせやすく、サイズもぴったりな服だけがそろったクローゼットになりました」

スタイリングサービスの費用1万ドル(約162万円)には服代は含まれておらず、服の購入費としてさらに5,000〜1万ドル(約81万〜162万円)を支払ったという。

コーディネートに悩む人は多い?

2026年3月、中古ラグジュアリーファッションを扱うECサイト『Vestiaire Collective』が実施した調査では、回答者の84%が「着る服がない」と感じた経験があると回答。しかし、一方で回答者が所有している服は平均100着以上もあり、自分が持っている服の数を実際より約40%少なく認識していることも明らかに。

また、「着る服がない」と感じる原因の約9割は、服の数ではなく、体型への不安や自己肯定感の低さといった心理的要因によるものだったとのこと。

Alexandr Kolesnikov / Getty Images

実際に「Next Level Wardrobe」のスタイリングサービスを受けた、Amplinate共同創業者兼CEOジョシュ・ラマーさんは、このようにコメントを寄せている。

「成功している会社の経営者としてふさわしい印象を持たれるようになりたいと思っていました。でも、どうすればいいのかわからなかったんです。『Next Level Wardrobe』のイメージコンサルティングは、まさに私が求めていたものでした」

SNSでは「高すぎる」との声も上がった一方で、ジーナさんや同様のスタイリングサービスを受けた人にとっては、自分らしいスタイルと自信を手に入れるための投資だったよう。その価値をどう捉えるかは、人それぞれなのかもしれない。

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