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NHK朝ドラ『風、薫る』(76)「でれすけ!」本音でぶつかり合って結ばれた永遠の絆

  • 2026.7.13
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女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(20)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~土曜午前8時)の第76話が13日放送され、大山捨松(多部未華子さん)の紹介で新潟・上越の女学校の舎監として働くことを決意したりんが、留守中も娘・環(英茉さん)が大好物の「小魚の佃煮」を食べられるよう、直美に作り方を教える展開に、Xではこの日、「小魚の佃煮」というワードがトレンド入りしました。

二人の間に漂う気まずい空気

ドラマはこの日から第16週「新風吹くころ」(第76~80話)に入り、夕暮れの一ノ瀬家。台所で料理をしながら向き合うりんと直美は、互いに気まずい空気を漂わせていました。直美は「次の仕事のことも考えとかなきゃ言えないよ。りんに、辞めろだなんて…」と本音を打ち明けます。りんは自分の手ではもう患者に責任を持てないことを認めながらも、新潟行きへの迷いを隠せませんでした。

「振り出しに戻っちゃった…」。肩を落とすりんに、直美は環の学費を援助すると申し出ます。しかし、りんは「直美さんにそんなこと頼めない」と拒み、「家族じゃないから?」という直美の問いに言葉を失います。

「でれすけ!」と罵り合う二人

やがて2人は胸に秘めていた思いをぶつけ合います。直美は、亡くなった山本辰治(本田大輔さん)を病院から連れ出したことを、なぜ相談してくれなかったのかと訴えます。りんは、直美を巻き込めば看護婦取締として立場を失うからだと説明。それでも直美は「困らせてよ! 一緒に」と叫び、自分のことを「家族だ」と言ったりんに、「家族って、大事な時こそ頼るもんじゃないの?」と本音をぶつけます。互いの性格を言い合いながら感情は頂点に達し、「でれすけ!」と罵り合うほどでした。

すると直美は「決めた」と言ってりんの母・美津(水野美紀さん)と環を居間へ呼び、「私、この家の本当の家族になります。環ちゃんの2人目のお母さんになる」と宣言。りんが新潟へ行く間、自分が東京で環を育てると決意を語り、「私が家族になりたいの。ならせてください」と頭を下げました。

「自分の力で生きることは諦めたくない」と新潟行きを決意するりん

「おかしいでしょ…。普通じゃないでしょ」と戸惑うりんに、美津は「今までも世間さまの当たり前の道を、りんは歩んでこなかったではないですか?」と優しく背中を押します。

環は「お母さんの夢ってなに?」と問いかける。りんが「環が、好きな夢を持てるように元気で働くお母さんでいること」と答えると、環は「さみしいけど、お母さんが夢をかなえるのはうれしい。この頃、お母さんが元気ないのは悲しい…」。涙を流しながら環を抱き締めたりんは「新潟で元気に働いてきます。自分の力で生きることは諦めたくない」と決意を固め、直美と美津に環を託すことにしました。

「小魚の佃煮。これだけは覚えて」と直美に言うりん

「直美さんがもう人のお母さんになってくれるのはうれしいよ」という環の言葉に泣き崩れる直美を見て、りんは「なんで直美さんが泣くのよ」と笑い、一家に久しぶりに温かな笑顔が戻りました。

そして、りんは台所に直美を呼び、「小魚の佃煮。これだけは覚えて」と作り方を教えました。「包丁も使わないし簡単だから」という言葉に直美が「うん」とうなずいたところで、この日の放送は終了しました。

SNS「直美に出会えて本当によかった」

『風、薫る』第76話で、りんと直美が大喧嘩を経て絆を深めた展開に対し、SNSでは多くの感動の声が寄せられています。

■本音の激突!大喧嘩が証明した「本当の家族」の絆:新潟への仕事を考えるりんと、それを巡る直美の激しい口論は、「本音で言い合えるからこそ本当の家族になれる」と視聴者に好意的に受け止められました。「大事な時こそ家族を頼って」「一緒に困らせて」と感情をぶつける直美の言葉に、二人がすでに血の繋がりを超えた強い絆で結ばれていると感じたファンが多かったようです。

■「2人目のお母さんになる」直美の覚悟と成長に称賛の嵐:環の「2人目の母親になる」と決意した直美に対し、その頼もしさと人間的な成長を絶賛する声が相次いでいます。孤児だった彼女に深い思いやりが芽生え、漢気たっぷりにりんを支えようとする姿に、「直美に出会えて本当によかった」と胸を熱くする視聴者が続出しました。

■「普通じゃなくていい」母・美津が肯定する新しい家族の形:世間の常識から外れた道を歩む二人を、「今までも当たり前の道は歩んでこなかった」と優しく肯定し、背中を押す母・美津の温かい眼差しも大きな感動を呼びました。女性たちが支え合い、自分たちなりの新しい家族の形を築いていく展開に、多くの温かいエールが送られています。

ライターコメント

お互いを思いやるからこそ激しくぶつかり合うりんと直美の姿や、それを優しく肯定する母・美津の懐の深さには、家族を超えた絆の強さと温かさをひしひしと感じ目頭が熱くなりました。新潟への旅立ちを前に引き継がれた「小魚の佃煮」のレシピが、これからの直美と環ちゃんを繋ぐ優しい味になりそうです。

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