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キャセイパシフィック航空の特別なB777-300ERに搭載された「ファーストクラス」。地上のラウンジサービスから始まる至極のもてなし

  • 2026.7.11
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リシェスなトラベルスタイルを象徴するものの一つが"ファーストクラス"。世界中の航空会社から、その最高のサービスをシリーズで紐解いていきます。第3回は、今年の9月に設立80周年を迎える香港のキャセイパシフィック航空。アジアで初めてファースト、ビジネス、エコノミークラスによる三クラス制を導入した航空会社でもあります。特別なボーイング777-300ERの機首部分に、わずか6席だけ設けられたファーストクラスの魅力とは。

本拠地空港と共に、香港をハイエンド・トラベルのハブに

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世界中に100以上もの就航地を持つキャセイパシフィック航空(姉妹航空会社である香港エクスプレスと合わせて)。ワンワールドアライアンス加盟各社とのコードシェア便を含めると200カ所を優に超えるフライトネットワークを構築しています。

同社のホームグラウンドが、香港中心部の西方30kmほどの距離に位置する香港国際空港。スカイトラックス社による「World Airport Awards」では複数回世界一に選ばれ、2025年度は世界第6位の評価を受けています。ターミナル1の広々とした出発ロビーのB通路が、ファーストクラスのチェックインエリア。専任のスタッフがチェックインをサポートします。

今春に大改装を終えた「ザ・ウィング」ファーストクラス ラウンジを徹底紹介

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空港ラウンジの素晴らしさでも知られるキャセイパシフィック航空。中でも今、最も注目すべきはこの4月にリニューアルオープンした「ザ・ウィング」ファーストクラス ラウンジでしょう。ターミナル1の東側に位置し、同社の地上サービスの象徴として愛されてきたこのラウンジは、従来の温かみや親しみやすさを継承しつつも、現代的なデザインと自宅のようなくつろぎを調和させたスタイルに刷新されました。上質な素材と人間工学に基づいた設計を取り入れたアイテムをバランスよく配置することで、居心地のよい空間を創出しています。さらに、長く愛されるデザイン性と実用性を兼ね備えたアイテムを厳選して取り入れ、親しみやすさと上質さを併せ持つ空間に仕上がっています。

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このラウンジのセンターに位置するのが「アトリウム」。自然光が差し込む開放的な空間で、ラウンジ全体をつなぐハブとしての役割を担っています。キャセイパシフィックの象徴的なグリーンオニキスのスツールが目を引くバーを中心に、軽食やフィンガーフードをセルフサービスで楽しめる「パントリー」を併設しています。

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アトリウムでは一日の時間帯に応じて、軽やかでウェルネス志向の朝食から、アフタヌーンティー、夜のビストロスタイルのダイニングまで、幅広い選択肢が用意されています。自由度が高く、使い勝手の良いスペースと言えるでしょう。

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よりフォーマルな食事が希望であれば「ダイニングルーム」へ。アジア料理と国際色豊かな定番メニューを、アラカルト形式のテーブルサービスで提供しています。刷新されたメニューは、食材本来の魅力を最大限に引き出すことが重視されており、時間や季節に応じて進化するレシピが特徴。さらに、香港で最も評価の高いレストランのひとつである「Mott 32」とのパートナーシップにより生まれた中国各地の料理をはじめ、シグネチャーメニューや月替わりの特別メニューも取り揃えています。キャセイパシフィックが追求する卓越した食の世界が離陸前から楽しめます。

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美食と同様に重要なのが、ウェルネスとリラクゼーション。新たに導入された「リトリート」は、手彫りのウッドパネルや特注家具、落ち着いた照明を配した静謐な7つのプライベートブース。フットマッサージや首・肩のマッサージを通じて、出発前に心身を整え、リフレッシュできます。

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ロングフライトや深夜便の搭乗前にありがたいのが、革新的な水流および照明技術が採用された「シャワースイート」。気分に合わせて「クレンズ」「リフレッシュ」「リラックス」の3つのシャワーモードを選択でき、ラウンジでのウェルビーイング体験をさらにレベルアップしました。

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ラウンジの居心地の良さにおいて、重要なファクターがプライバシーです。「アルコーブ」ゾーンでは、快適性とプライバシーを高めた5つの多目的ブースを用意。各ブースにはコンパクトなテーブルと充電設備を備え、軽食や読書、メール対応など思い思いの時間を過ごすことができます。

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新たに登場した「ビューロー」は、集中して作業を行う際や少人数でのミーティングに適した完全個室型のワークスペース。落ち着いた環境のもと、高いプライバシーを確保できます。プリンターや高速Wi-Fiなどを完備し、照明は「エンゲージド」と「フォーカス」の2つのモードから選択可能。ゲストのワークスタイルに合わせて空間を柔軟にカスタマイズできるのも魅力です。

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さらに、コンコースにもうひとつのファーストクラス ラウンジが

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香港国際空港には他にも、キャセイパシフィック航空のファーストクラスラウンジがあります。搭乗ゲート63番付近にある「ザ・ピア」ファーストクラス ラウンジは、ターミナル1の先端エリアのゲートを利用する際に便利なロケーション。好みのお酒やカクテルが楽しめるだけでなく、スタッフが出来立ての温かい食事を届けてもくれる「ザ・バー」。一口サイズの軽食をバラエティ豊かに用意した「パントリー」。伝統的な料理からシグネチャーヌードルなど、アラカルトで提供する「ダイニングルーム」。旅の英気を養う「マッサージサービス」や「シャワースイ―ト」。6室のワークスイ―トからなる「ビューロー」と、前述の「ザ・ウィング」ファーストクラス ラウンジと同様の施設のほかに、「リトリート」という仮眠や仕事にぴったりな8室のデイ・スイートが備えられています。

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美食へのこだわりは「キャセイ・シグネチャー」の事前予約で

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ファーストクラスを搭載するのは、3種類のコンフィギュレーション(座席配置)がある同社のボーイング777-300ERの中でも「77A」と表示される機材のみ。機体の最前方セクションに、1列3席×2列のみといったエクスクルーシブな空間です。

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このファーストクラスの座席は、数ある航空会社の中でも最大級のフルフラット・ベッドに。上質な寝具は世界有数のオーガニックブランドである英国「バンフォード」の製品で揃え、厚みのあるマットレスに600スレッドカウントのベッドリネン、肌触りのよい枕とクッションが心地よい機上の休息を約束します。一部路線では、「Do-Not-Disturb」や目覚ましサービスなど、プライバシーに配慮したサービスを導入しています。

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長距離路線のアメニティにも「バンフォード」のナチュラルスキンケア製品を採用。空気が乾燥しがちなフライト中も、スキンコンディションを保つことができます。

スリープスーツ(パジャマ)と肌触りの良いアイマスクやスリッパは、香港で設立されたハイエンドなシャツブランド「PYE(パイ)」のデザイン。世界屈指の最高級コットンが使用されています。

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ラウンジでも発揮された熱心な美食へのこだわりは、上空でも変わることはありません。ミシュラン星付きレストラン監修の香港のローカル料理をはじめ、中国料理の豊かな味わい、そして就航地にインスピレーションを得た世界各国の人気メニューなど、多彩で印象に残る機内食が用意されています。その中でも機内食の枠にとどまらない、グルメなオプションが「キャセイ・シグネチャー」。これは、同社の人気メニューの中から、好きな料理を事前に注文できるシステムで、香港発の一部の長距離路線およびアジア域内路線の、ファーストクラスとビジネスクラスで利用が可能です(一部にファーストクラス限定のメニューも)。そしてファーストクラスといえば欠かせないのがキャビア。キャセイパシフィック航空では持続可能な方法で調達された「カルーガクイーンキャビア」を提供しています。

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近年のキャセイパシフィック航空は美食に限らず、ウェルネスメニューにも注力。旬の食材やサステナブルな材料を使った、ヘルシーな機内食メニューも用意しています。イギリス発のお茶のハイブランド、JING Teaとは、ファーストクラスで提供する2種類のハーブティブレンド「Soothe」と「Calm」を創作。空の旅に安らぎをもたらします。また、長距離路線のファーストクラスに搭乗するゲストには、2回目の食事の前にコールドプレスジュースが提供されます。このウェルネストニックには代謝を刺激する成分が含まれており、目的地に降り立つ前のリフレッシュと活性化にぴったりのドリンクです。

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上質な食事に欠かせないパートナー、ワイン。同社では毎年、ワインエキスパートが1000本を超えるワインを試飲し、世界中から最高のワインを厳選しています。そしてサービスする客室乗務員もまた、国際資格を持つワインのエキスパートを目指して研修を受けています。シャンパーニュの「クリュッグ」やボルドーのグランクリュ「シャトー・ランシュ・バージュ」などの銘醸ワインをはじめ、Discoveryワインシリーズでは季節ごとに厳選した注目のワインを提供。食事を楽しみながら、新しいお気に入りワインが見つかるかもしれません。その一部は、キャセイショップで購入することも可能です。

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ハイクオリティな機内エンターテイメントサービスも、キャセイパシフィック航空の見逃せないセールスポイントのひとつです。最新鋭の機内エンターテイメントは、2025年にスカイトラックス社による世界最優秀賞を獲得(過去3年間で2度目)。18.5インチ高解像度スクリーン、BOSE®ノイズキャンセリングヘッドホン、ビデオハンドセットで臨場感あふれる体験が楽しめます。洗練された画面インターフェースにより、これまで以上に検索が簡単に。さらに、機内でのDisney+のオリジナル作品の鑑賞も可能。ファーストクラスのゲストはWi-Fiを無料で利用できます。

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かつての香港はまさに、EAST MEETS WESTの最先端スポットでした。アジアの豊饒とヨーロッパの洗練がせめぎ合い、強烈な魅力を放つ街。その先進のマインドとチャームは、今もキャセイパシフィック航空の中に輝いています。常に革新を続けながら、80年の伝統を尊び磨き続ける。洋の東西だけでなく、時間の新旧も取り込み、豊かに洗練されていくサービスに私たちは魅了されているのでしょう。

キャセイパシフィック航空
URL/www.cathaypacific.com/cx/ja_JP.html
日本では東京(羽田・成田)、大阪(関西)、札幌、名古屋、福岡の5都市6空港に就航しています。

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