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「猫に文句つけるの!?」花壇を荒らした隣人の猫。だが、放し飼いを3年認めなかった飼い主がついに折れた瞬間

  • 2026.7.10
「猫に文句つけるの!?」花壇を荒らした隣人の猫。だが、放し飼いを3年認めなかった飼い主がついに折れた瞬間

丹精込めた花壇が

庭の手入れは、定年を前にした私の一番の楽しみだった。

毎朝早くに水をやり、季節ごとに花を植え替える。

その花壇が、ある時期からめちゃくちゃに掘り返されるようになった。

土は掘り起こされ、植えたばかりの苗は倒れ、根ごと引き抜かれている。犯人はすぐに分かった。隣家が放し飼いにしている猫が、毎朝のように我が家の敷地を横切っていくのだ。

最初は妻がやんわり伝えた。

だが飼い主の対応は、こちらが拍子抜けするほど軽いものだった。

「猫に文句つけるの!?」

玄関先でそう言われて、二の句が継げなかった。悪びれる様子もなく、飼い主は続けた。

「外を歩くのが猫の自由でしょ。うちの子に限って、そんなことしないわよ」

証拠もないのに決めつけるな、という口ぶりだった。このままでは埒が明かない。私はいったん静かに引き下がった。

記録を前にだした

その日から、私は庭に小さなカメラを一台取り付けた。

荒らされるのは決まって早朝。犯人の姿を、きちんと残しておこうと思ったのだ。

記録は、あっけないほど簡単に集まった。首輪をつけたあの猫が花壇に飛び降り、後ろ足で勢いよく土を掘る。

その一部始終が、はっきりと映っていた。思えば、この被害はもう3年も続いていた。

数日後、私はその映像を持って、もう一度隣家を訪ねた。玄関先で、スマートフォンの画面をそっと相手に向ける。

「花壇を掘る姿、撮りました」

画面を見た飼い主の顔から、みるみる血の気が引いていった。

「これは…」と言いかけて、言葉が続かない。先日の勢いはどこにもなかった。

「うちの子じゃない、なんて言えないわよね」隣で聞いていた飼い主の夫が、呆れたように口を挟んだ。

飼い主はうつむいたまま、小さくうなずくしかなかった。

「本当に、ごめんなさい。これからは室内で飼います。庭も、きちんと元に戻させてください」

放し飼いを3年も認めなかった人が、ついに折れた瞬間だった。それ以来、猫が我が家の敷地に入ってくることはなくなった。

花壇も少しずつ元の姿を取り戻している。道で顔を合わせると、飼い主は決まってばつが悪そうに会釈し、足早に通り過ぎていく。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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