1. トップ
  2. インド発「ジャイプール ラグ」が隈研吾とコラボ! “FACES”コレクションを発表

インド発「ジャイプール ラグ」が隈研吾とコラボ! “FACES”コレクションを発表

  • 2026.7.8
Hearst Owned

インド最大の手織りカーペット工房「ジャイプール ラグ」が、隈研吾による建築のファサードから着想を得たラグコレクション“FACES”を発表。4種のデザイン、計16点のアイテムからなるコレクションは、「ミラノデザインウィーク2026」期間中に「ミラノサローネ」会場、市内のショールーム、そして「クレスピ盆栽博物館」で初披露された。

Hearst Owned

「ジャイプール ラグ」は、1978年に家族経営の工房としてスタート。現在は、インド各地に4万人の職人を抱える。現代的なデザインと高い職人技を兼ね備えたコレクションの評価は高く、国際的なラグジュアリーブランドとして広く認知されている。

今回発表された“FACES”のインスピレーション源となったのは、隈研吾がこれまで手掛けてきた建築を飾るファサード。隈はコレクションについてこう語る。「私たちの特徴は、建築を通して日本の優れた伝統技術を再解釈すること。“FACES”を構成する作品のタイトルにはこうした技術の名前が使われましたが、うまくデザインに反映されていると思います」

Hearst Owned

例えば、“SUKIMA CARPET”(写真、左)と“BOKASHI CARPET”は東京の「サントリー美術館」をイメージした。これについて隈は、どちらのデザインも「『空間において、いかに境界線を把握するか』ということを意識しました」と明かす。とはいえ、それぞれに対するアプローチは異なったようで、“SUKIMA CARPET”については「(デザインを構成する)要素同士の間隔に意識を向け」「空間の風通しをよくしようとした」のに対して、“BOKASHI CARPET”では「境界線そのものをやわらげた」とコメント。

Hearst Owned

"KIGUMI CARPET”(写真)では、愛知の「GCプロソミュージアム・リサーチセンター」の外観を覆う、木製玩具「千鳥」のシステムを発展させた木組みを平面に落とし込んだ。

Hearst Owned

そして、“KASANE CARPET”(写真)は、アルミと木材を「重ねた」ファサードが印象的な「アルベール・カーン・ミュージアム」の外観が参照された。

素材に関しては、隈が自然素材を重用することにならい、ウールを採用。また、その立体的なデザインを実現するのに必要な剛性を加えるため、ビスコースも使った。

「ジャイプール ラグ」では、職人たちがカーペットやラグを1点ずつていねいに手織りするため、繊細な質感を浮き彫りになり、微妙な光の具合によって、素材そのものがさまざまな表情を見せる。だから、色の使用は最小限とした。「ラグは、身体と直接触れ合うものなので、できるだけ自然に近い色を使っています。そして、静かで調和した雰囲気を保つため、色同士のコントラストが際立たないように気をつけました」と隈。

Hearst Owned

隈は、今回のコラボレーションを「職人のみなさんと作業をすると、常に新しい発見がもたらされます」と振り返り、続ける。「本コレクションでは、建築的なビジョンをテキスタイルのデザインへ変換していったわけですが、技術的にも感覚的にも通常とは異なるアプローチが求められたと思います。それにも関わらず、驚くような柔軟さで対応していただました。ひとつひとつのアイデアを繊細に、高い職人技で形にしてもらいました」

隈研吾の建築的な視点と「ジャイプール ラグ」が誇る職人技の融合によって生まれた“FACES”コレクション。世界中へ送料無料、配送保険付き(関税・輸入税別途)で配送してくれるのも嬉しいポイント。建築の「顔」をインテリアとして堪能する、これまでにない体験を叶えてくれそうだ。

元記事で読む
の記事をもっとみる