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【ルームツアー】森の息吹と直感に導かれ、花々が咲き乱れるストックホルムのアパート

  • 2026.7.8
Stellan Herner

インテリア業界に携わる、ルイーサ・カテナッチが暮らすストックホルムの住まい。気分を高揚させるかどうかという自身の直感が、美しい世界観を完成させる。『エル・デコ』6月号より。

Stellan Herner

スウェーデンのストックホルム中心部にあるルイーサ・カテナッチのアパート。インテリア関連の仕事に携わる彼女は、この物件を内見した際に、即座に大きな可能性を感じたという。インテリアデザインは自身で手掛け、色にあふれた空間へと生まれ変わらせた家の隅々にはボタニカル柄や花が取り入れられている。

「花は私たちを幸せにしてくれる。私がデザインしたのは、その幸せを表現する空間なんです」

<写真>リビングのカーテン、クッション、ソファなどのテキスタイルは「ミシア・パリ」。ラグは「スタジオ・ジャンティエン」、照明はアンティーク。

Stellan Herner

花を飾る際に重要なのは、自然な印象になるバランス

カテナッチが花を飾る際に大切にしているのがバランスだ。丸みを帯びたガラス、真鍮の細いネックを持つフォルムなど、さまざまな花瓶をゆるやかに集め、高さを変えてグループ化する。花がただそこに舞い降りたかのような、自然な印象を与えるために、決して整えすぎず、堅くならないように意識している。

<写真>花瓶は「スヴェンスク・テン」。花は一つにまとめず、サイズの異なる複数の花瓶に生ける。壁に飾った陶器製の花はバルセロナで購入。

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暖炉があるリビングの天井は、花びらや葉を連想させる壁紙で一面を覆い、壁には小さな花器を樹木のように並べた。これらは数年前に心引かれたアンティークのアイアン細工からインスピレーションを受け、オンラインストアで見つけた壁掛け花器をランダムに配置すれば似た雰囲気を演出できると実行した。

<写真>かつて通り抜けだった場所は、家族憩いのリビングに。ラグは「マルグリット・ル・メール」、照明はアルヴァ・アアルトの“ビーハイブ”。

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「即興で生まれたアイデアでしたが、今では家の中でも特にお気に入りのディテールです」と語る。

<写真>柔らかい雰囲気の寝室にも、鉢植えや切り花など、花を飾る。ベッドカバーは「ラーセン・ファブリックス」の生地、読書灯は「メルジャック」。

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「ありのままでいることを恐れない家を愛しています」と話すカテナッチ。トレンドやブランドの家具よりも、森に咲く植物に心引かれるように「自分の気分を高揚させるか」をなによりも大切に暮らしている。

<写真>洗面台は自身でデザインし、大理石をベースに水栓は「ドンブラハ」を選択。花瓶は好きなブランドだという老舗「スヴェンスク・テン」のもの。

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花を上手に取り入れるためのTIPS

1. ボタニカルモチーフは控えめなレイヤードでバランスを

子ども部屋のカーテンやクッションなどは花柄で統一。柄を重ねる時には、マットな漆喰の壁、石、天然繊維など、対照的な要素を合わせてバランスを調整する。「一緒に本物の植物を飾ることも大事」と話す。

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2. 日常的に花を飾ることで何気ない日をスペシャルに

「気取らない花束が最も美しいように、特別なことはいらない」と語るカテナッチ。母からスウェーデンに咲くあらゆる花の名前を教わった。今では自身の娘と一緒に森へ入り、見つけたものをなんでも持ち帰る。

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Louisa Catenacci (ルイーサ・カテナッチ)

不動産仲介業のキャリアとファッション、インテリアのセンスを生かして、人気プラットフォームを運営。現在はインテリアの仕事に加えて家具の開発にも携わる。夫と子ども2人と暮らす。

Photo:STELLAN HERNER Original Text:CECILIA VON MENTZER Interior Design:LOUISA CATENACCI Styling:DENNIS VALENCIA Text:ASAKI ABUMI

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『エル・デコ』2026年6月号

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