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「あの人とはもう合わない」毎日2時間電話した仲を陰で切ったママ友→挨拶だけ返す私に空気が一変

  • 2026.7.9

急に消えた「おはよう」

子どもの登園しぶりをきっかけに、親しくなったママ友がいた。

互いの家を行き来し、電話が二時間を超える日も珍しくなかった。

「うちの子、また今朝も泣いて離れなくて」

「わかる。うちも玄関で三十分よ。お互い、大変だね」

そんな話を、夜遅くまで交わしていた。悩みを打ち明け合える、数少ない相手だと思っていた。

「今度うちでお茶しない?子どもたち遊ばせようよ」

「いいね、ぜひ」

週末には子どもを連れて公園で落ち合い、砂場の隅で悩みを分け合った。

彼女がいるだけで、ひとりで抱え込んでいた育児が、ふっと軽くなる。そんな相手だった。

それなのに、ある朝を境に、彼女の態度が一変した。

挨拶をしても、目を合わせずに小さく頷くだけ。あんなに鳴っていた電話も、ぱたりと途絶えた。

理由は、まるで見当がつかなかった。子ども同士が揉めたのか、私の何気ない言葉が気に障ったのか。

何度か「元気?」と送っても、返事はそっけない。眠れない夜が続いた。

後日、別のママからこう聞かされた。彼女が陰でそう言っていたのだと。

「あの人とはもう合わない」

群れない、と決めた朝

理由を問いただそうかとも思った。

でも、やめた。去っていく人を追いかけて、無理に群れたところで、きっとまた同じことの繰り返しだ。

これからは、挨拶だけの距離でいこう。そう決めた。

翌朝、彼女とすれ違うとき、私は背筋を伸ばして先に声をかけた。

「おはようございます」

以前と同じ、けれど媚びのない挨拶。彼女は一瞬たじろぎ、口ごもった。

「あ……おはよう、ございます」

私が追いすがると思っていたのだろうか。動じない私に、彼女のほうが戸惑っていた。

目が泳ぎ、言葉を探すように口を開きかけ、結局そのまま逃げるように去っていった。以前のように、私が理由を知りたがって連絡を重ねる、そんな展開を、彼女は待っていたのかもしれない。

その様子を見ていた別のママが、そっと隣に来た。

「無理しなくていいと思う。あなた、いつも気を遣いすぎだもん」

「ありがとう。なんだか、肩の力が抜けました」

気づけば、私の世界は彼女ひとりではなかった。

声をかけてくれる人は、ほかにもちゃんといた。挨拶だけの関係に切り替えてから、驚くほど心が軽い。

園庭では、子どもたちが今も名前を呼び合って走り回っている。親の距離がどうであれ、その笑顔はそのままだ。それでいい。誰かに合わせて自分を削るのをやめて、やっと肩の荷が下りた気がした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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