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柔らかさと強さが併存する、ソフィア・リンドのアートポスター【エディターの偏愛録】

  • 2026.7.7

一目惚れして購入した、ソフィア・リンドの人気作

《Meet Me At Jaures》。“パリ・メトロ・コレクション”の一つの作品で、フランス・パリにある4つの地下鉄の駅の色彩などからインスピレーションを得て制作された。 Hearst Owned

最近一軒家に引っ越したことをきっかけに、家のコーディネートを少しずつ始めているのですが、家具がある程度揃ったところで気になったのが殺風景な壁でした。気になりだすと解決するまで落ち着かない性分なので、アートを飾るか、壁掛けの鏡を掛けるか、はたまた棚を置いてしまうか...そんなこんなでひたすらピンタレストを見ていたのですが、そこで出合ったのがスウェーデン出身のグラフィックデザイナー兼アーティスト、ソフィア・リンドの作品でした。

彼女の作品は、何気ない日常を過ごす穏やかな女性を描いていることが多いのですが、同時に内に秘めている“強さ”も表現されています。その絶妙なバランスに、私は強く心を惹かれたのだと思います。

そして購入したのが、「THE POSTER CLUB」から販売されている《Meet Me At Jaures》という作品。女性が綿のような柔らかいパジャマを着て、リラックスしている様子が描かれています。まさに一目惚れだったのですが、その理由には少し思い当たる節があります。以前、人の纏う雰囲気を感じ取れる友人に「私のオーラは何色?」と尋ねた際、「淡いブルーと淡いピンク」と言われたことが深く印象に残っていました。今回、この作品に直感的に惹かれたのも、どこか自分自身を投影しているようで、眺めるたびに優しい気持ちになれると感じたからだと思います。

飾ってみてわかったアートの持つ力

フレームは「H&M HOME」。モデルをしているのは愛猫のティムくん。名前の由来は留学していたカナダのカフェチェ―ン店「ティム ホートン(Tim Hortons)」から。 Hearst Owned

開梱して、いざ取り付けへ。元々インテリアブランドでアートのディレクションなどを担当していたので、壁に穴を開けることに恐怖心は全くありません。今回は50×50cmのサイズで注文したのですが、ダイニング横にぴったり収まり、思わず喜びのため息が出ました。

ちょうどピンクの薔薇を飾っていたこともあり、アートの淡いブルーと見事に調和して、ダイニングが見違えるほど素敵になりました。これがアートの力なのだと、改めて実感しています。飾ってからは、我が家に来てくれた友人が必ず「これ誰の作品?」と聞いてくれます。

星座を「生きた肖像」として表現。仁王立ちの牡牛座

すっかり彼女の作品の虜になり、早くも2作品目を購入しました。選んだのは、星座を「生きた肖像」として表現した“ザ・ゾディアック・コレクション”。せっかくの機会なので、自分の星座である《Taurus(牡牛座)》を選びました。

フレームは「THE POSTER CLUB」公式のもの。左下には“Taurus”の文字と牡牛座のマークが。 Hearst Owned

何事にも動じない“忍耐強さ”と“誠実さ”を持ち、そして安定を求めるという牡牛座の特徴を、彼女はどっしりと構えた、まさに仁王立ちの女性として表現しています。(私自身は、それほど忍耐強いタイプではないのですが……)ダイニングに飾った《Meet Me At Jaures》の雰囲気とはまた違って、これは私に自信や強さを与えてくれるような作品。まだ飾る場所が定まっていないのですが、仕事部屋が整い次第、そこに飾ろうと考えています。

インテリアやアートは生活に必ずしも必要なものではないですが、生活や人生を彩り、豊かにしてくれる存在です。これからも自分に響くアートとの出会いがあったら、ついコレクションを増やしてしまうかもしれません。

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