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「テストが下がったら管理下に戻す」約束で息子が自ら使用時間をコントロール。九州の50代母が語るスマホ管理の最終形

  • 2026.7.3

スマホの制限を中学入学時から段階的に設け、話し合いを重ねながら高校入学のタイミングでついに全制限を撤廃——そんな決断をした九州在住の50代女性がいます。「テストの成績が一定以下になったら管理下に戻す」という親子の約束が、息子さん自身の自律心に火をつけた経緯など、中学から高校にかけての試行錯誤のリアルをお届けします。

50代女性と息子の「子育て&スマホ管理」リアル体験談

ママテナ編集部では2026年5月1日~15日、インターネット上で「子どものiPhoneやスマホは何年生から? スクリーンタイム突破・課金トラブル…子育てスマホ管理のリアル体験談」についてのアンケートを実施しました。

回答者のプロフィール

今回エピソードを紹介する50代女性のプロフィールは以下の通りです。

  • 回答者本人:女性(50代)
  • 居住地:九州
  • お子さん:高校生・男の子
  • 使用機種:新品iPhone(最新モデル)
  • 初めてスマホを持たせた学年:中学1年生
  • 持たせた最大の理由:緊急時や外出時の連絡手段を確保するため
  • 現在の悩み度:全く悩んでいない(しっかり管理・ルールが定着している)

中学入学まではタブレットで十分。「持たせるタイミングはちょうどよかった」

息子さんにスマホを持たせたのは、中学入学のタイミング。

「それまでは家族共有のタブレットで十分でしたし、部活動などの連絡も中学から本格化したので、不便を感じさせることはなかったと思います」と彼女は振り返ります。

塾や習い事の送迎連絡、帰宅遅延の連絡など、双方向のやり取りが主な目的です。

制限時間を過ぎると「延長リクエスト」を連発。「隠れてやるよりマシ」と思わず笑った

中学時代、トラブルがなかったわけではありません。制限時間を過ぎても宿題の調べ物をしたいと言って、制限解除のための「延長リクエスト」を何度も送ってきたことがあったのだとか。

「驚くような知恵ではありませんが、そうやって正直にリクエストしてくる姿勢に、隠れてやるよりはマシだと感じました」と彼女。

こっそり使い続けるのではなく、正面から親に訴えてくる姿勢——それはある意味、信頼関係がきちんと築かれていた証だったのかもしれません。

成績がガタ落ちした中学時代。取り上げるべきか見守るべきか——葛藤の末に「ご褒美制」を導入

最も大変だったのは、中学時代にスマホに夢中になりすぎて成績が急落したときのことだと彼女は回答しています。スマホを取り上げるべきか、見守るべきか、深く葛藤したそう。

「結局、一方的に取り上げるのではなく、1日の学習計画を一緒に立て、それが終わってから使うという『ご褒美制』にすることで落ち着きました」と振り返ります。

強制的な制限ではなく、達成感を積み重ねる仕組みにしたことで、息子さんも納得して取り組めたのです。

「制限より『なぜダメか』を話し合う時間の方が近道だった」——一番効いた対策

中学時代を振り返って、彼女が最も効果的だったと綴るのは、制限の強化よりも話し合いの積み重ねです。

「ブルーライトの影響やSNSの炎上リスクなど、具体的な根拠を持って話し合うと、意外と子どもも納得します」と彼女。

さらに、「たまに一緒にスマホゲームをしたりして、子どもの興味に関心を持つことも大切」とも。ルールを押しつける関係ではなく、子どもの世界に歩み寄ることが、信頼関係の土台になったのでしょう。

高校入学を機に全制限を撤廃。「成績が下がったら管理下に戻す」約束が息子の自律心に火をつけた

高校入学という節目を迎えたとき、彼女は大きな決断をします。それまでかけていた全ての制限を外したのです。

ただし、条件がひとつありました。「テストの成績が一定以下になったら、また親の管理下に戻る」という約束を息子さんと交わしたのです。

「今のところ、本人がそれを嫌がって、自ら進んでスマホの使用時間をコントロールしているようです」と彼女。管理されるのではなく、自分で「管理下に戻りたくない」という動機から自律的に行動する——中学時代の試行錯誤が実を結んだ瞬間です。

「中学生のうちに話し合える関係性を。高校生になれば親の力では抑えきれない」

数々の試行錯誤を経て、今では全く悩んでいないと回答する彼女。同じ悩みを抱える親へ、こんなメッセージを送ります。

「高校生にもなれば親の力では抑えきれません。中学生までのうちに、しっかりと話し合える関係性を築いておくことが、一番の対策だと思います。親も一緒に学びながら、見守っていきましょう」

中学入学時のスマホ導入から、成績急落、ご褒美制の導入、そして高校入学での全制限撤廃——段階を踏みながら信頼関係を育んできた50代女性のリアルなエピソードでした。

 

(文:ママテナ編集部)
※この記事は、ママテナ編集部が2026年5月に実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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