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「遅ければ遅いほどよかった」と思いながらも…40代母の本音。スクリーンタイム自己解除・Apple Music勝手登録・深夜ゲームの一部始終

  • 2026.6.28

スクリーンタイムを設定しても、制限の解除方法を自分で検索して夜中に使い続ける——そんな想定外の行動に直面した親は少なくないはず。中部地方在住の40代女性は、小学3年生のころからスマホを持たせた子どもをめぐり、深夜のスマホ事件、Apple Musicの無断登録、オンラインゲームで知り合った見知らぬ人とのチャットなど、毎日のように悩みが絶えないそうです。それでも試行錯誤の末にたどり着いた「制限なし+朝は必ず起きる」という意外なルール……。

40代女性と子どもの「子育て&スマホ管理」リアル体験談

ママテナ編集部では2026年5月1日~15日、インターネット上で「子どものiPhoneやスマホは何年生から? スクリーンタイム突破・課金トラブル…子育てスマホ管理のリアル体験談」についてのアンケートを実施しました。

回答者のプロフィール

今回エピソードを紹介する40代女性のプロフィールは以下の通りです。

  • 回答者本人:女性(40代)
  • 居住地:中部(新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知)
  • お子さん:高校生
  • 使用機種:新品iPhone(型落ちモデル)
  • 初めてスマホを持たせた学年:小学3年生
  • 持たせた最大の理由:緊急時や外出時の連絡手段を確保するため
  • 現在の悩み度:かなり悩んでいる(問題の渦中にいる、毎日のように問題が起きている)

「今でも遅ければ遅いほどよかった」。でもコロナ禍ではスマホに救われた複雑な思い

子どもにスマホを持たせたのは小学3年生のころ。当時は緊急時や外出時の連絡手段を確保するためという明確な理由がありました。それでも今振り返ると「遅ければ遅いほど良いと思っています」と彼女。

一方で、コロナ禍で在宅時間が増えた時期には、兄弟それぞれが見たい動画を見られるよう子どもにスマホを渡す場面が増えてしまったとも振り返ります。

「スマホに助けられたことも事実」と複雑な思いがあるそうです。

深夜に笑い声がして部屋を覗いたら……暗闇のスマホ事件

スマホ管理で最も衝撃的だったのが、スクリーンタイムをめぐる攻防です。

使用時間を制限するために設定したスクリーンタイムでしたが、子どもはその制限の解除方法をインターネットで検索し、自分で設定を解除して夜中にこっそり使い続けていたのです。

「深夜に笑い声が聞こえるのでおかしいなと思い部屋を覗きにいったら、暗闇の中ブルーライトに照らされて画面に夢中になっている子どもがいた」と彼女。親が設定した制限を、検索という手段でいとも簡単にくぐり抜けてしまう現実に、言葉を失ったそうです。

Apple Musicに勝手に登録。家族共有にしていたから気づけたが……

課金トラブルも経験しています。気づいたのは、Apple Musicへの登録通知が自分のもとに届いたことがきっかけでした。子どもが勝手に登録していたのです。

「共有にしていなかったらわからなかったので、月々の料金が発生していたかと思うと本当に困りました」と彼女は振り返ります。

家族の支払い情報を共有設定にしていたことが不幸中の幸いでしたが、もし共有していなければ気づかないまま請求が続いていたかもしれない、という怖さを痛感した出来事でした。

オンラインゲームで知り合った「見知らぬ誰か」と毎晩チャット。顔も素性もわからない相手に個人情報を……

一番大変だったこととして彼女が挙げたのは、オンラインゲームを通じた見知らぬ人との交流です。子どもがゲームで知り合った相手と毎晩のようにチャットでやり取りをしていることがわかりました。

「お互いイラストアイコンだけで顔もわからないのに個人情報を話していないか、本当に学生なのか、いつもひやひやすることばかりです」。

事件に巻き込まれた事例を子どもに伝えながら「安易に自分の話をするな」と注意しているものの、「あまり効果はなさそう」というのが正直なところだとか。ネットの向こう側にいる相手の素性が見えないからこそ、親としての不安は尽きません。

スマホがないと何もできない。でも没収の際は「なぜ守れなかったか」を必ず聞く

さまざまな対策を試してきた彼女が「一番効いた」と認めるのは、ルールを守れなかった時のスマホ没収です。「やりたくないですが、スマホがないとゲームもチャットもSNSもできないので、反省します」とのこと。

ただし、無理やり取り上げるのではなく、「今回はどうした~?」と軽く尋ねながら、守れなかった理由を子ども自身に話してもらうことを心がけているそう。

罰として機能させつつも、対話の糸口を手放さないという姿勢が、関係性を保つ上で大切にしていることのようです。

「朝は必ず起きる」約束で制限をなくしたら、自分で起きてくるようになった

就寝時間のルールをめぐっては、何度も何度も話し合いを重ねてきたという彼女。しかしルールを決めるたびに守れなくなり、その都度没収するという「お互いに嫌な気持ちになる」繰り返しだったと綴ります。

そこで思い切って夜の使用制限をなくし、「朝は必ず自分で起きる」という約束だけを残すことにしました。すると、「使いたいだけ使えているからなのか満足した様子で朝も自分で起きてくるので大きな注意がなくなりました」と彼女。

制限を強めるのとは逆のアプローチが、意外な形で落ち着きをもたらした好例です。

「スマホから生まれる目と目を合わせたリアルな会話を大切に」

毎日のようにトラブルや悩みが絶えない中、彼女が同じ悩みを持つ親たちに伝えたいこととして綴ったのは、スマホとの向き合い方そのものへの問いかけです。

「デジタルネイティブ世代の子どもたち、スマホがあるのが当たり前の世の中に生まれ育ってきました。便利なものをどう使うか、大人側も問われている気がします」と彼女。子どもからスマホの機能を教えてもらうこともあり、「全てが×というわけでもない」とも続けます。

「お互い画面ばかりを見るのではなく、スマホから生まれる目と目を合わせたリアルな会話も大切にしていきたいです」——制限と対話を繰り返しながら、それでも子どもとの関係を手放さない40代女性のリアルなエピソードでした。

 

(文:ママテナ編集部)
※この記事は、ママテナ編集部が2026年5月に実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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