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「だいたいのお子様はコソコソやってます」40代母が語る中高生スマホ管理のリアル。課金・SNS・プチ家出体験

  • 2026.6.26

子どもが成長するにつれ、スマホの管理方法も変えざるを得なくなる——そんな現実を身をもって経験してきた親は多いはず。北海道在住の40代女性は、長男が小学4年生のときから始まり、年子の娘、さらに末の子へと、3人の子どもにスマホを持たせてきました。コロナ禍での昼夜逆転、SNSの危険、ゲームの課金トラブル、思春期のプチ家出……数えきれないほどの試行錯誤を経て、今の彼女がたどり着いた答えとは。

40代女性と中高生3きょうだいの「子育て&スマホ管理」リアル体験談

ママテナ編集部では2026年5月1日~15日、インターネット上で「子どものiPhoneやスマホは何年生から? スクリーンタイム突破・課金トラブル…子育てスマホ管理のリアル体験談」についてのアンケートを実施しました。

回答者のプロフィール

今回エピソードを紹介する40代女性のプロフィールは以下の通りです。

  • 回答者本人:女性(40代)
  • 居住地:北海道
  • お子さん:中学生・高校生(男女複数)
  • 使用機種:新品iPhone(型落ちモデル)
  • 初めてスマホを持たせた学年:小学3〜4年生
  • 持たせた最大の理由:緊急時や外出時の連絡手段を確保するた
  • 現在の悩み度:やや悩んでいる(時々トラブルや不安がある)

習い事に塾、年子の兄妹……「携帯は必須」だったから、気づけば3人全員が小学生でスマホデビュー

彼女が長男にスマホを持たせたのは、小学4年生のこと。習い事の送迎連絡や帰宅時間の共有など、「携帯は必須」という判断からでした。

ところが、年子の妹がお兄ちゃんのスマホを見て泣いて欲しがるように。話し合いの末、夫が約束事を決めた上で娘にも持たせることを決め、さらに下の子もキッズ携帯からタブレット、スマホへと順を追ってデビュー。こうして3人全員が小学生のうちにスマホを手にすることになりました。

「少し早すぎたかも」と振り返る彼女ですが、当時は「持たせざるを得なかった」という事情もあり、一概に後悔とも言い切れない複雑な思いがあるようです。

コロナ禍で昼夜逆転。約束を守っていた子どもたちが「コソコソ遅くまで」やるように

最初はトラブルなく過ごせていたものの、状況が変わったのはコロナ禍でした。家にいる時間が一気に増えた子どもたちは、勉強しながらもSwitchやスマホから目が離せなくなり、昼夜逆転の生活に陥ってしまったそうです。

「はじめは約束事をしっかり決めて守ってくれていたのに、コソコソ遅くまでやる日が増えていった気がします」と女性。

さらに心配が増したのはSNSの存在です。「誰とでも出会えて、誰とでもやり取りができてしまう。それが一番怖い」と感じるようになりました。ルールがあっても、それをかいくぐる知恵は子どもたちの方が上。

「子どもは頭が柔らかいから、大人が難しく考えるようなことを難なくやってのける。自分が子どものころを思い出せばわかります。だいたいのお子さんはコソコソ隠れてやっていると思ってください」。

ゲームの課金で請求が2度。1度目は払い、2度目に「厳重注意」で早期解決

課金トラブルも経験しています。子どもがゲームで誤った課金操作をしてしまい、少額ながら請求が届きました。

1度目は支払いで対応しましたが、2度目も同じことが起きたため、今度は厳重注意を行い、早期対応で大事には至らなかったそう。「金額が小さかったのは幸いでしたが、繰り返しが問題でした」と彼女は振り返ります。

1度目の「払ってしまう」という対応が2度目を招いたという反省は、課金トラブルに悩む親にとって他人事ではない教訓です。

思春期のプチ家出、深夜の帰宅遅延……位置情報が「かなりの安心材料」に

スマホが本当に役立ったと感じた出来事もあります。思春期の子どもが反発してプチ家出をしたときや、夜遅くなっても帰宅せず連絡も取れないとき——そんな場面で、位置情報がお守りのような役割を果たしたとのこと。

「連絡がつかない時に居場所がわかるだけで、本当に安心感が違います。位置情報はかなりの安心材料になりました」と女性。

スマホに振り回される場面も多い一方で、「子どもの安全を守る道具」としての側面が、改めて実感できた出来事でした。

ずっと監視し続けることは不可能。「今は13・16・17歳になり、管理の必要が薄れてきた」

長年にわたるスマホ管理を振り返って、彼女が「一番大変だったこと」として挙げるのは、24時間監視し続けることの難しさです。

「夫婦共に、ずっと目を光らせているのはまず無理でした。色々な失敗もありましたが、今では子どもたちも13歳・16歳・17歳になり、以前ほど管理しなくても大丈夫になってきました」と綴っています。

また、ルールの運用方法も子どもの成長に合わせて変化させてきました。小さいころは「月に一度ルールを確認し、守れなければ没収」という有言実行スタイルで対応。

しかし子どもが大きくなるにつれ、厳しく叱っても反抗が返ってくるだけ。そこで今は「わかるけど、ほどほどにしないとね」と軽めに前置きしてから本当に伝えたいことを短く言い、「うるせー」と返ってきたら「わかったね」で静かに退散する——その繰り返しの中で、少しずつ何かが変わっていくのを実感しているそうです。

「勉強中に音楽を聴いてもいい」と認めたら、長男が笑顔に。親子のコミュニケーションが変わった

意外な転機もありました。長男が勉強中に音楽を聴いていたとき、彼女はあえて咎めず「自分がリラックスして勉強できるならいいんじゃない」と伝えたのです。すると長男は「その方が勉強に力が入る」と言い、以前より笑顔でコミュニケーションが取れるようになったそうです。

「全部を制限するのではなく、子どもの気持ちを一度受け入れてから話す。その小さな積み重ねが、親子の信頼関係につながっていくんだと思います」と彼女は振り返ります。

「まず親も子も納得してから購入を」——7年間の経験から同じ悩みの親へ

数年にわたる試行錯誤を経て、彼女が同じ悩みを持つ親たちへ伝えたいのはシンプルなメッセージです。

「今の時代、スマホを持たせる時期がどうしても早くなってしまうのは仕方ない。でも管理は親も疲れてしまうのが現実です。持たせる前に、SNSの怖さをしっかり伝えた上で、その年齢に応じた約束事を少しだけ決めてから。そして、まず親も子も納得してから購入しましょ!」

完璧な管理を目指すのではなく、対話を重ねながら子どもの成長に合わせてルールをアップデートしていく——3人のきょうだいとともに歩んできた40代女性のリアルなエピソードでした。

 

(文:ママテナ編集部)
※この記事は、ママテナ編集部が2026年5月に実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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