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「寝るね」と届いて数分後、彼の共有アルバムに知らない夜景が増えた

  • 2026.7.2
ハウコレ

「私もそこ、行きたかったな」。平然を装って送った一言に、彼からはしばらくして、そっけない返事が一つ返ってきただけでした。二人で使っている共有アルバムの一番上に、行ったこともない展望台からの景色の写真が、たった今加わっていました。

「寝るね」のメッセージが届いて、数分しか経っていなかった

彼とは付き合って一年半、連絡はまめなほうです。その晩も「寝るね」と短い一言が届いて、私は返信を打とうとアプリを開いていました。そのとき目に入ったのが、共有アルバムの更新です。寝ると言ったはずの彼の名前で、知らない夜景が一枚、並んでいる。撮った場所にも、一緒に行った覚えにも、まるで心当たりがありませんでした。

既読はつくのに、返事はそこで止まった

嫉妬していると思われたくなくて、私はわざと軽い文面を選びました。共有されていた写真を送ったあと、「私もそこ、行きたかったな」。送るとすぐに既読がつきます。それなのに、返信はなかなか動きません。しばらくして届いたのは、「考えごとしてただけだよ」という一言だけでした。寝ると伝えてきた人が、考えごとのために展望台にいる。その短い答えが、よけいに気になりました。

問い詰める前に、自分の手の中のものを思い出した

問い詰める言葉を打ちかけて、私は消しました。私のほうにも、彼に打ち明けていないことがあったからです。来月の誕生日に渡すものを選ぶのに、このところ彼の前ではスマホをしまう癖がついていました。彼を一方的に責められるのか、自分でもわからなくなりました。

そして...

嫌味のつもりで送った一言が、いちばん本音に近かったのだと、後から気づきました。隣にいたかった。ただ、それだけでした。次に知らない写真が増えたときは、問い詰めるのではなく、まず理由を聞こうと思います。

(20代女性・会社員)

本人記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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