1. トップ
  2. エンタメ
  3. 北米で『トイ・ストーリー5』が今年No. 1のロケットスタート!アニメ映画新記録&オスカー3連覇へ視界良好

北米で『トイ・ストーリー5』が今年No. 1のロケットスタート!アニメ映画新記録&オスカー3連覇へ視界良好

  • 2026.6.27

先週末(6月19日から6月21日まで)の北米興収ランキングは、公開前からメガヒットが当確していたといっても過言ではないディズニー&ピクサーの最新作『トイ・ストーリー5』(7月3日日本公開)が期待通りのロケットスタートを飾りNo. 1デビュー。同作の効果もあって、週末3日間の総興収は今年最高の2億2929万ドルとなり、上位10作品の合計興収も昨年のメモリアル・デイ以来となる2億ドル超えを達成している。

【写真を見る】5作連続で“完璧なシリーズ”継続なるか!?気になる作品評価は…

【写真を見る】5作連続で“完璧なシリーズ”継続なるか!?気になる作品評価は… [c]Everett Collection/AFLO
【写真を見る】5作連続で“完璧なシリーズ”継続なるか!?気になる作品評価は… [c]Everett Collection/AFLO

『トイ・ストーリー5』の初日から3日間の興収は1億5967万7837万ドル。これは北米における歴代オープニング興収ランキングで第24位。アニメーション作品に限定すると『インクレディブル・ファミリー』(18)に次ぐ歴代2位。一昨年の同時期に公開され、北米アニメ史上最大のヒットを記録した『インサイド・ヘッド2』(24)のオープニング成績をも上回っている点は見逃せない。

これまでの「トイ・ストーリー」シリーズを振り返ってみれば、第1作はまだフル3DCGアニメの黎明期、第2作は感謝祭連休前の限定公開から始まっているのでオープニング成績での比較は難しいところではあるが、第3作はオープニング興収1億1030万ドルで、最終興収は4億1500万ドル。そして第4作はオープニング興収1億2090万ドルで、最終興収は4億3403万ドルを記録していた。

前2作を上回り、アニメーション映画歴代2位のオープニング興収を記録! [c]Everett Collection/AFLO
前2作を上回り、アニメーション映画歴代2位のオープニング興収を記録! [c]Everett Collection/AFLO

おおよそオープニングに対して4倍弱の最終興収を収めるという前2作のジンクスに則れば、今作の着地点は6億ドル前後か。『インクレディブル・ファミリー』が最終興収6億858万ドルで、『インサイド・ヘッド2』が同6億5298万ドルなので、持続力次第ではアニメ映画の新記録樹立を充分にねらえる位置にいる。いずれにせよ、シリーズ第1作から5作連続で右肩上がりの最終興収を収める可能性は極めて高いだろう。

批評集積サイト「ロッテン・トマト」によれば、批評家からの好意的評価は93%。第1作と第2作が同100%で、第3作が98%、第4作が97%だったので、相対的にみれば“シリーズ最低”ということになるが、いうまでもなく高評価。対して観客からの好意的評価は95%なので、現時点でシリーズ最高値をマーク。“映画史に残る完璧なシリーズ”の座を今作でも守り抜いており、アカデミー賞の長編アニメ賞3連覇もほぼ確実と考えて間違いない。

まだまだ勢いを維持する『オブセッション 災愛』、『マンダロリアン・アンド・グローグー』の次はスピルバーグを撃破!? [c] 2026 Focus Features LLC.
まだまだ勢いを維持する『オブセッション 災愛』、『マンダロリアン・アンド・グローグー』の次はスピルバーグを撃破!? [c] 2026 Focus Features LLC.

前週1位スタートを飾ったスティーヴン・スピルバーグ監督の『ディスクロージャー・デイ』(10月1日日本公開)は、週末3日間でオープニング対比39.8%の興収1770万ドルを記録し2位に。対して前週2位だった『オブセッション 災愛』(7月17日日本公開)は、前週比70.5%の興収1339万ドルを記録し、公開6週目にしてようやくオープニング週末を下回る数字で3位に。次週末には両者のポジションが逆転することになりそう。

そんな『オブセッション 災愛』は、週末時点で累計興収2億1500万ドルを超えており、平日に入ってからの積み重ねによって6月23日の火曜日に『プラダを着た悪魔2』(日本公開中)を抜いて2026年公開作の4位まで浮上。ところが6月25日の木曜日に勢いがケタ違いの『トイ・ストーリー5』に逆転されてしまい、はやくも5位に逆戻り。これはさすがに仕方がない。

文/久保田 和馬

元記事で読む
の記事をもっとみる