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客「桃が変色していた...」“贈り物配送”で目撃された異常事態に「冷やせばいいわけではない」

  • 2026.7.29
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

お中元のやり取りが増えるこの時期。厳しい暑さが続くなか、産地から届いた品物が傷んでいた…という経験はありませんか?

SNSでは今、夏の贈り物にまつわる投稿が話題になっています。「果物が常温で送られてきて傷んでいた」「アイスクリームが溶けていないか、その場で配達員から確認を求められた」など、さまざまな体験談が寄せられています。

暑い時期の贈り物には、どのような注意点があるのでしょうか。SNSの声と各社の公式情報をあわせて紹介します。

「果物」のトラブル事例

まずは、果物の配送にまつわるトラブルから見ていきましょう。暑い時期は、思わぬ落とし穴があるようです。

「開けたら黒くなっていた…」暑さで傷んでガッカリ

最も多く見られたのは、「届いた果物が傷んでいた」という残念な体験談です。

  • 親から届いた桃が変色していた
  • 常温便で届いた桃が傷んでいて、一部は泣く泣く処分した
  • 贈り物のメロンが、届いた時にはかなり傷んでいた

せっかくの贈り物が傷んでいると、贈った側も受け取った側も残念な気持ちになってしまいます。特に暑い時期は、配送中の温度が果物に影響しやすいようです。

実は「冷やさない方がいい」果物もある?

一方で、「果物は冷やせばよいというわけではない」という声も見られました。

  • 桃は一度冷やして常温に戻すと傷みやすく、クール便が向かないケースがあると聞いた
  • 昔は「冷やすと甘みが落ちる」として、あえて常温で送る人もいた

こうした事情を知ると、常温で送ること自体が必ずしも間違いとは言えないこともあるようです。送り手が気を配っていても、暑さには勝てない場面があるのかもしれません。

「荷台は40度超え!?」暑さそのものが心配という声

そもそも、暑い時期の配送環境そのものを不安視する声もありました。

  • 夏の常温便は荷台がかなりの高温になると聞き、食品が心配になる
  • 異常気象が続くので、常温と冷蔵の中間にあたる配送があればいい

配送する側も、暑さのなかで品質を保つのは簡単ではありません。送り方の工夫だけでなく、「夏の配送の仕組み」そのものに目を向ける声も出てきているようです。

果物の配送方法はどれが適切?配送会社や桃農家の案内をチェック

では、果物を送るときは実際どうすればよいのでしょうか。各社の公式情報を見ていきましょう。

まず配送会社の案内です。大手運送会社のサイトによると、桃やメロン、スイカなどの果物は、輸送に適した梱包をすれば発送できるとされています。複数を一緒に詰める場合は間に仕切りを入れること、専用箱がある場合はそれを使うことがすすめられています。ただ、クール便を使うかどうかについて、明確な指定は見当たりませんでした。

というのも、果物は「冷やせばよい」というものではないからです。ある桃農家は、公式サイトで常温便を基本としている理由を、次のように説明しています。

桃は一旦冷蔵庫に入れると香りや味が損なわれます。またクール便で発送した桃を追熟するためにまた常温でおかれますと、冷たいところから急に暑いところへと温度差のために桃が非常に傷みやすくなります。そんな理由からなるべく常温便での発送を行っております。
出典:桃のクール便について(藤桃庵)

冷やすことが、かえって桃の風味を損なったり、傷みの原因になったりする場合もあるようです。そのうえでこの農園では、贈り物や配送に日数がかかる場合には、相談のうえクール便で送ることもあるとのことでした。

実際に、ある通販サイトのお中元のページをのぞいてみると、こんな気づきもありました。同じ桃でも、品種や生産者、販売店の方針によって配送方法が異なりました。果物や送り先によって、最適な方法が変わってくるということなのでしょう。

一方で、クール便を推奨している果物もあります。その代表がスイカです。ある青果店は、公式サイトで次のように呼びかけています。

常温便をご選択された場合、配送中の高温による「煮え(過熱)」が発生してしまうリスクがございます。
出典:808青果店(@808seikaten)公式Xアカウント2026年7月23日投稿

「煮え」とは、配送中の高温によってスイカの果肉が変色したり、持ち味であるシャリシャリとした食感が損なわれたりする現象のことです。暑い時期のスイカは、クール便を選んだ方が安心なようです。

「アイスクリーム」のトラブル事例と公式見解

続いては、アイスクリームにまつわるケースです。アイスクリームもまた、夏の配送で気をもむ品物のひとつです。

「毎年溶けている…」アイスクリームが無事に届かない悩み

アイスクリームの配送でよく聞かれたのは、「溶けてしまう」ことへの心配や、受け取り時のとまどいでした。

  • 届いたアイスクリームが溶けていないか、配達員にその場で確認するよう言われた
  • 毎年もらうアイスクリームが溶けていることが多く、今年も無事か不安になる
  • ダンボールで氷菓が届き、発泡スチロールではないものもあるのだと知った

アイスクリームは、少しの温度変化でも状態が変わってしまいます。溶けていないかと、受け取るまで気が気でないという声が見られました。

アイスクリームを送るときの注意点は?

では、アイスクリームを送るときはどう梱包すればよいのでしょうか。配送会社の案内を見てみましょう。

大手運送会社・ヤマト運輸のサイトによると、アイスクリームは通常の冷凍タイプよりも低温での管理が必要とされています。梱包について、次のように案内されています。

・梱包箱は必ず発泡スチロールをご利用ください。
・梱包箱に入れるドライアイスの量は60サイズ(5L相当)の発泡スチロール容器に対し、2kgが目安です。
出典:アイスクリームを送る際の注意事項はありますか?(ヤマト運輸)

発泡スチロールの箱に、量の目安を守ってドライアイスを入れることが大切なようです。

佐川急便でも、保冷のための梱包について、次のように案内されています。

アイスクリームは、発泡スチロールまたは同等の保冷性能を有する資材にドライアイスまたは蓄冷剤を詰めて発送してください。
出典:飛脚クール便(佐川急便)

アイスクリームを溶かさず届けるには、発泡スチロールとドライアイスなどを使った、しっかりとした保冷が欠かせないようです。

なお、商品によっては、ダンボールなど発泡スチロール以外の梱包で届く場合もあるとのことです。

暑い時期の配送は、思いのほかデリケート

今回は、暑い時期の贈り物の配送について、SNSの声と各社の公式情報を紹介しました。

果物によって適した配送方法は異なり、アイスには適切な保冷対策が必要です。贈り物の内容に合わせて配送方法を確認しておくことで、より安心して夏の贈り物を楽しめそうですね。

あわせて、届け先が受け取りやすい日時に届くよう気を配れると、より安心して贈り物を楽しめそうですね。


参考:
桃のクール便について(藤桃庵)
808青果店(@808seikaten)公式Xアカウント2026年7月23日投稿
アイスクリームを送る際の注意事項はありますか?(ヤマト運輸)
飛脚クール便(佐川急便)


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