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「今は2週間先になります」猛暑日に壊れた10年目のエアコン…40代家族が家電量販店で直面した“4万円”の代償

  • 2026.7.16
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出典:PhotoAC ※画像はイメージです

皆さま、こんにちは。不動産管理会社で10年以上の現場経験があり、マンション管理士の資格を持つライターのS.Kです。夏本番になると、厳しい暑さが続きます。

そんな時期に家の冷房が突然使えなくなったら、と考えると不安になる方も多いのではないでしょうか。今回は、10年目のエアコンが猛暑日に故障し、買い替えで割高な出費になった事例を紹介します。

猛暑日に効かなくなった10年目のエアコン

Eさん(40代の会社員・4人家族)宅のリビングのエアコンは、設置から10年がたっていました。いずれ買い替えどきとは思いつつ、まだ動くからと使い続けていました。

ところが7月下旬の猛暑日、エアコンから冷風が出なくなります。リモコンの設定温度をいくら下げても、部屋は暑いままでした。Eさんはまず、メーカーの修理窓口に電話します。

「今は修理のご依頼が立て込んでいて、お伺いは2週間先になります」

部品の取り寄せもあり、すぐの修理は難しいという返事でした。10年使った機種を2週間待ってまで直すよりはと、Eさんは買い替えを決めます。

繁忙期の売り場では、機種も価格も選べない

その日のうちに家電量販店へ向かうと、売り場は客でにぎわっていました。取り寄せになる機種は設置工事までさらに待つため、選べるのは店に在庫のある機種だけです。

需要が集まる時期だけに、値引きの余地もほとんどありません。担当者は、Eさんにこう説明しました。

「今の時期は工事がどうしても2〜3週間先で、すぐにご用意できる在庫機種からのご案内になります」

Eさんは在庫のあった1台をその場で契約し、いちばん早い工事枠を押さえます。価格は工事費込みで約16万円でした。後から調べると、同じ性能帯のエアコンは、春や秋のセールなら型落ちを工事費込み12万円ほどで選べたと分かります。急いだぶんの差は、約4万円でした。

寿命が近い機器は涼しい時期に見直す

取り付けまでの2週間、Eさん一家は、他の部屋のエアコンを開放しつつサーキュレーターを買って風の通り道を作ってしのぎました。この経験を機に、Eさんは古くなった家電の買い替えを早めに検討するようになりました。

家庭用エアコンの寿命の目安は、おおむね10年前後です。製品評価技術基盤機構(NITE)も、暑さが本格化する前の試運転を呼びかけています。10年近く使ったエアコンは、6月中までに一度冷房で動かし、効きや異音を確かめておくとよいでしょう。

不調が見つかれば、機種や価格の選択肢に幅がある時期に、落ち着いて修理や買い替えを決められます。

参考:ひと手間で!事故も熱中症も未然防止!~本格的な暑さの前に、エアコンの使用環境の確認と試運転を~(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)



ライター:S.K(マンション管理士)
不動産管理会社で10年以上の現場実務に携わり、業界団体の評価制度策定委員会に所属していた経験がある。現在はライターとして、自身の豊富な経験・知見をもとに、一次情報を盛り込んだ不動産記事を多数執筆している。

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