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村重杏奈「峰不二子みたいになりたかった」 “ヘルシーなエロ”をテーマに魅せるラスト写真集

  • 2026.6.25
村重杏奈 クランクイン! 写真:山田健史 width=
村重杏奈 クランクイン! 写真:山田健史

村重杏奈が、“人生最後”の写真集『あんな』(講談社)を5月29日に発売した。同書は、バラエティ番組などでお茶の間に親しまれる彼女が、アイドル時代の不遇をバネに放つ意欲作。帯に名を連ねる佐久間宣行、アンガールズ・田中卓志、さらば青春の光・森田哲矢ら芸能界の先輩6人による刺激的なコメントも話題となっている。今回のインタビューでは、本作に込めた思いや、芸能界への強い愛、今後の展望などを村重に語ってもらった。

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■「アイドル時代に不人気すぎて…」 写真集を出せなかった過去


――今回の写真集を“人生最後”と打ち出した理由を教えてください。

村重:写真集ってそんなに何冊も出すものじゃないな、というのが自分の中にあって。私、アイドル時代に不人気すぎて、写真集を出せなかったんですよ。人気メンバーは出せるんですけど、私は出せなくて。だから、せっかくこのチャンスをいただいたからには、この一冊で出し切りたいと思ったんです。私は中途半端な性格をしているので、「次もあるかも」と思うと「また次に頑張ればいいや」と思ってしまいそうで。

――自分を追い込む意味もあって?

村重:追い込む意味もあるし、「アイドル時代に出せなかった」という思いが、自分の中にずっとあったんですよね。他に写真集を出しているメンバーがいる中で、私は出せなかったので、「卒業してから出してやるんだ」という強気な気持ちも込めて、魂を込めたラスト一冊にしました。

――アイドル時代の立ち位置が、今の活動のエネルギーになっている部分はありますか?

村重:ありますね。本当にびっくりするくらい人気がなかったんですよ。握手会も、列が途切れないように一人のファンの方が並び直してループしてくれていたくらいだったので、その時の辛さとかしんどさは今でも覚えています。人気メンバーのレーンに追いやられて細くなったレーンに押し込まれていた時のことを思い出すと、なんでも頑張れるんです。

――そうした思いを経た今作で、どんな姿を見せたいですか?

村重:やっぱりバラエティとは違う顔を見せたいですね。「村重」のイメージが強いと思うので、「あんな」というタイトルにして、素顔や知られていない部分を見せていきたいなと思って臨みました。男性にはバラエティとは違う一面を見てもらえるような、女性には、普段からよく聞かれるボディメイクの参考書になるような一冊にしたいと思いました。

■「ヘルシーなエロがテーマ」 今回のボディメイクは“お尻”がメインに


――ボディメイクのこだわりを教えてください。

村重:週3でジムへ行って、週1でピラティスに行きました。「おっぱい大先生」と呼ばれたりするので、そのイメージはもうあるかなと思って、今回はお尻を鍛えることにしたんです。アラサーになると、全身が垂れ下がってくるんですよね。そんな中でもこんなに引き上げたんだ、という気持ちで、お尻をメインにトレーニングしました。

――体の見せ方にはどんなテーマを持って臨みましたか?

村重:「ヘルシーなエロ」がテーマです。『ルパン三世』の峰不二子みたいになりたかったんですよ。今って「細くなりたい」と思う人が多くて、低血糖でフラフラになっているというようなコメントをよく見かけるんですけど、そうじゃなくて。3食しっかり食べた上で、バランスのいい健康的な生活を送りながらヘルシーで綺麗な体でいる。それが私の目標です。

――撮影現場で印象的だったことはありますか?

村重:セクシーな表現が多い写真集ですが、女性が多く、賑やかな現場でした。「大人」がテーマだったので気持ちを作らなきゃと思ったんですけど、やっぱり私は根っから明るくポップなので、撮影の時だけはガラリと切り替えて、あとはどんちゃん騒ぎしてました(笑)。

――体を見せるシーンも多いですが、撮影中の心境はいかがでしたか?

村重:男性のカメラマンさんだったんですが、私があまりにも大胆すぎて、「恥ずかしいです」と照れちゃうくらいオープンに挑みました(笑)。「オーストラリアの太陽は私だ!」と水着を脱ぎ捨てちゃう、みたいなカットもあって、カメラマンさんは激照れでしたね。

■「大人になっても声を張り上げ続けていたい」 目指すは“MCの横”ポジション


――豪華な帯コメントも話題になりましたね。

村重:これはサプライズでやっていただいたんですけど、私が芸能界で育っていくのを近くで見ていてくれた方々に、スタッフの皆さんが連絡してくださったみたいで。こんなに何人もの方が帯に名前を連ねるって、前代未聞ですよね。それでも快く受けてくださったみたいで、本当にうれしかったです。私が芸能界で愛されている、というところも見ていただきたいですね(笑)。

――それぞれのコメントも印象的でした。

村重:森田(哲矢)さんのネガキャン気味なコメントもあったりするんですけど(笑)。田中(卓志)先生は私の取扱説明書を作ってくれた人ですし、長谷川(忍)先生は今でも私のことを気にしてくれているし。特に田中先生と長谷川先生には、うれしい仕事が決まるたびに報告しているんです。それくらい芸能人生の担任の先生と副担任の先生みたいな存在なので、愛あるコメントをいただけてうれしかったです。

――佐久間宣行さんの「今、芸能界で一番明るい場所」というコメントもインパクトがありました。

村重:佐久間さんに会うたびに「ほんと明るいな」っていつも感心されていたんですよ。朝4時までこのテンションですから。一緒に生放送をさせてもらっていたんですけど、CM中もずっとしゃべっていましたし(笑)。そんな姿を見てコメントを書いてくれたのかなと思うと、改めて自分でも、明るいっていいなと思いました。

――皆さんに見守ってもらってきた感覚があるんですね。

村重:私かなり遅咲きなので、とにかく売れたかったんですよ。その熱量が皆さんに伝わったのかなと思うのが、『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ)。「おバカ」キャラを作っていただいて、途中で「おバカ」がいなくなっちゃった時期もあったんですけど、それでも復活して、みんなで頑張ってきた。もしかしたら、若い頃の自分と重ねて見てくれていたのかなとも思ったりします。でも実際に会うと「頑張ったね」とかじゃなくて、「今日もうるさいな、明るいな」って言われるんですけどね(笑)。

――良くも悪くもSNSで反響が広がりやすい時代ですが、バラエティでの立ち回りで意識していることは?

村重:芸能界がとにかく大好きなので、「芸能界めっちゃ好きだな、お前」と思ってもらえるタレントでいたいな、と思っています。芸能界、芸能界、芸能界!って感じです。

――将来はどんな存在になりたいですか?

村重:MCさんの横で“しっとり”とできるようになったらいいなとは思っています。「こいつ横にいてほしいな」と思えるようなタレントというか。的確なことも言えつつ、ちょけられる、みたいな。今は、ちょけが9割なので(笑)、視聴者さんからも「村重、大人になったね」と言われるようなタレントになりたいです。

――『オールスター感謝祭』(TBS)の島崎和歌子さんのような姿が何となく浮かびます。

村重:本当ですか? そうなりたいんですけど、私はまだ、どうしても自分のエピソードを話したくなってしまうんですよね(笑)。でもちょっとずつそういう方向に成長できたらなとは思います。しっとりも目標なんですけど、やっぱり「村重らしさ」はずっと持っていたいんですよ。島崎和歌子さんのように、大人になっても声を張り上げ続けていたいですね。

(取材・文・写真:山田健史)

村重杏奈の最新写真集『あんな』は、講談社より発売中。

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