1. トップ
  2. エピソード
  3. 「プレイリスト、曲が減ってない?」私の曲だけ消えていた→覚悟していたのと違う返事が届いた

「プレイリスト、曲が減ってない?」私の曲だけ消えていた→覚悟していたのと違う返事が届いた

  • 2026.6.26
ハウコレ

帰りの電車で、共有プレイリストの更新通知が届きました。彼と2人で少しずつ足してきた曲が並ぶ、お気に入りのリストです。けれど画面を開いた私は、そのまま降りる駅をひとつ乗り過ごしました。

並んでいたはずの曲が、ひとつ残らず消えていた

自宅に着いてから、もう一度リストを開きました。彼が足した曲はそのまま残っています。けれど、私が付き合った頃から少しずつ加えてきた曲は、1つも見当たりません。趣味が合わないと思われたのかもしれない。一緒に聴くのが、もう面倒になったのかもしれない。湯を沸かすのも忘れて、私は並びを上から順に確かめ続けました。

送るか迷った末の、ひとこと

軽い調子を装って、「プレイリスト、曲が減ってない?」とだけ送りました。既読はすぐについたのに、返信はなかなか来ません。その間に、私の頭の中だけがどんどん先へ進んでいきます。気持ちが離れはじめているのかもしれない。誰か別の人と、新しいリストを作っているのかもしれない。スマホを伏せては、また裏返して画面を確かめました。

消したわけじゃない、と彼は言った

ようやく届いた返信は、「消したわけじゃないんだ」というものでした。続けて、「週末、空けておいてくれる?」と短く添えられています。

問い詰めるつもりで用意していた言葉が、行き場をなくしました。理由はまだ分かりません。それでも、あの曲たちが彼の中から消えたわけではないらしい、ということだけは伝わってきました。

そして...

週末まで、私はあえて理由を聞きませんでした。リストの曲が消えた意味は、今もはっきりとは分かりません。それでも、彼が空けておいてと言った日を、私も同じように空けて待つことにしました。

(20代女性・会社員)

本人記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる