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「高い鼻」 はもう古い…?「《忘れ鼻》になりたい」切望する女性たち 令和 “新・美の基準”、そのワケを解説

  • 2026.6.24

そもそも「忘れ鼻」って何?

今どき女性が憧れる「忘れ鼻」とは? ※画像はイメージです
今どき女性が憧れる「忘れ鼻」とは? ※画像はイメージです

かつて美人の条件として語られることが多かった、すっと通った高い鼻筋やシャープで存在感のある鼻。美容に関心のある女性たちの間では長年「鼻を高くしたい」という要望が一般的でしたが、近年のトレンドには大きな変化が見られます。美容に関心の高い層を中心に、全く新しいキーワードとして「忘れ鼻(わすればな)」という言葉が定着しつつあります。

忘れ鼻とは、存在感がなく、他人の記憶に残らないほど顔になじんでいる鼻を指す言葉です。見る人が「どんな鼻の形であったか思い出せないほど自然でバランスが良い鼻」であることが名前の由来とされています。2020年頃からSNS上で使われ始め、2022年以降に美容トレンドとして定着した比較的新しい造語です。

具体的な特徴は、鼻筋が目立ち過ぎず高過ぎないこと、小鼻の膨らみが小さく主張しないこと、そして正面から見たときに鼻の穴が目立たないことなどが特徴として挙げられます。何より顔全体のバランスに溶け込んでいることが重視されており、かつての高く細い鼻が主役としての美しさであったのに対し、現代の忘れ鼻は他のパーツを引き立てる役割としての美しさが求められています。

昭和から平成にかけては、欧米的な立体感のある高い鼻筋や、シャープな鼻先が美の象徴とされる傾向にありました。しかし、現在の美容界では鼻単体での美しさを目指すのではなく、鼻が目立たないことで結果的に顔全体の印象を良くするバランスが理想とされるように変化。過度に高くて細い鼻は、かえって中顔面を長く見せたり、不自然な印象を与えたりすることが指摘されるようになったためです。

この忘れ鼻の代表格として、SNSや美容メディアで頻繁に挙げられているのが、女優の浜辺美波さんです。彼女の顔を思い浮かべたとき、目元や全体の透明感が強く印象に残り、鼻の形そのものを強烈に意識する人が少ないことが「忘れ鼻のお手本」として絶賛されています。正面から見たときのバランスや、骨格に馴染んだ上品な鼻筋は、多くの女性の憧れの的となっているようです。

実際SNS上では、「顔小さくなりたいし、忘れ鼻にもなりたい」「自分も団子鼻なので、まじで整形しようか悩んでます。忘れ鼻になりたい」など、若い女性を中心に強い切望が。メイクのハイライトやシェーディングを駆使して鼻の印象を洗練させたり、小鼻や鼻の穴を目立たなくする美容整形を受けたりといった報告事例も多数見られます。

こうした美意識の変化に対しては、上の世代から「本当に時代を感じますね。平成の時代はとにかく『派手華やか』が正義でしたが、今は『ナチュラルさ』や『忘れ鼻』みたいなトレンドが主流ですもんね」と、時代の移り変わりをしみじみと振り返る投稿もありました。

「高ければ高いほど良い」という時代を経て、現代の美の基準は、目立つ要素を減らすことで顔全体の美しさを引き立てる方向へとへと移行しているようです。

(LASISA編集部)

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