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姑「産院は私が決めましたから」連行された嫁。姑の監視下で始まった【孤独な出産の結末】

  • 2026.6.26

筆者の話です。二度の出産が教えてくれた、人生で『大切な事』とは?

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

思い通りにならなかった出産

長男の出産は、義実家での慣れない生活から始まりました。

産院は義母が決めており、有無を言わさずその産院に連れて行かれました。

外来診察時の暗い待合室や来院者の少なさに嫌な予感はしましたが、義母に監視されていたうえに出産の時期が迫っていたので他の病院に変更するという選択ができなかったのです。

入院してみると、嫌な予感は的中しました。

産科病棟には私以外に誰もおらず、2週間の入院生活を孤独に過ごしました。

寒い時期なのに、21時に暖房の電源が一斉に切られ、あまりの寒さにおくるみでは足りず、私が着てきたフリースのジャンパーで生まれたばかりの長男を包んで震えながらベットに潜り込みます。

毎日昼過ぎになると義母が来て、授乳中の私から長男を奪い取り、何かしら言いたい事を言って帰って行きます。

思い通りにならない事の連続で、心はじわじわと追い詰められていきました。

次こそは、自分で

次男の妊娠がわかった時、この出産は自分で決めた病院でしようと心に誓ったのです。

知人の紹介をきっかけに、実際に自分の目で確かめて、いくつかの産院を選びました。

その中に、帝王切開でも1週間で退院できて、家族と一緒に病室に泊まれるという産院がありました。

直感で「ここだ!」と思い、その産院に分娩の予約を入れました。

順調ではないけれど

いざ出産となって、全てが順調だったわけではありません。

点滴に混ぜた抗生物質が体に合わず、ショックを起こしかけたことも、長男が病室で私の点滴を引き抜くというハプニングもありました。

それでも、長男の出産の時の様な追い詰められた感覚にはなりませんでした。

トラブルの最中も、気持ちに余裕があります。

自分で選んだ場所にいるというだけで、こんなにも違うものなのかと驚きました。

自分で決めた場所

誰かに決められた場所と、自分で決めた場所。

起きる出来事自体はそんなに変わらなくても、受け止め方はまるで違いました。

もちろん、自分で決める事で自由は得られますが責任も出てきます。

しかし、自分で決めたものと他人から押し付けられたものでは、やり遂げた時の感覚がまるで違います。

自分の人生の選択肢は、自分の手に持っておく事。

それが、二度の出産を経て私が得た、大切な教訓でした。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢佑菜
管理栄養士の資格を持つ、2人の自閉症男子のママ。自身の育児環境の変化をきっかけに、ライター活動をスタート。食と健康を軸に、ライフスタイル全般のコラムを得意とし、実体験に基づいたリアルな記事を執筆中。専門的な情報を「わかりやすく、すぐに日常に取り入れられる形」で伝えることが信条。読者の「知りたい」に寄り添い、暮らしを整えるヒントを発信しつづけている。

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