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3歳息子がプールで事故死。「夫を許せるか分からなかった」27歳人気インフルエンサー、子どもを失った深い悲しみを初告白

  • 2026.6.26
EugeneGologursky / Getty Images

人気インフルエンサーのエミリー・カイザー(Emilie Kiser)が、夫のブレイディの目の前で起きた、当時3歳だった息子トリッグくんのあまりにも早すぎる死について、事件後初めて詳細を語った。

当時、エミリーは次男のテディくんを出産したばかりで、産後5週間という時期だった。その日は、久しぶりに友人たちとディナーを楽しむために外出していたという。悲劇が起きたのは、彼女が家を離れたわずかな時間のことだった。夫のブレイディが生まれたばかりの新生児の世話に気を取られている隙に、トリッグくんが自宅のプールに転落してしまったのだ。

ジェイ・シェティがホストを務める人気ポッドキャスト番組『On Purpose』に出演したエミリーは、2025年5月に起きたあの恐ろしい夜の出来事を振り返った。夫からの電話で事故を知らされた瞬間や、一時は「夫を一生許すことができないかもしれない」という深い絶望と葛藤に苛まれた胸の内を明かしている。

産後5週間の夜に鳴り響いた、夫からの絶望の電話

「あの日は産後5週間で、本当に久しぶりに女友達とディナーに出かけた。でも、目的地に到着してわずか10分後、夫から電話がかかってきた。ブレイディは『トリッグがプールに落ちて、息をしていないんだ』と言った」とエミリーは当時を回想する。

「電話越しの夫の声には、パニックと混乱、そして深い痛みが混じり合っていて、すぐに尋常ではない事態が起きたと分かった。私たちの人生はその日を境に一変してしまった。トリッグは約1週間後に息を引き取った」

最愛の長男を失ったという耐え難い悲劇は、当然ながら夫婦関係にも大きな影を落とした。エミリーは番組内で、夫婦でカウンセリング(カップルセラピー)に通い、互いに手を取り合いながら、それぞれが独自のプロセスで悲しみを乗り越えようと最善を尽くしてきたことを告白している。

「私は今、ブレイディに対して深い共感と敬意を抱いている。この言葉は、多くの人々を驚かせるかもしれない。けれど彼は、私がこの苦しいプロセスの過程で抱いたあらゆる感情を、すべて吐き出させてくれた。私の怒りも絶望も、そのすべてを受け止めてくれたのだ」

「夫を一生許せない」という怒りから、共感と対話への変化

「多くの人は『もし自分の夫のせいでそんなことが起きたら、絶対に許せないし、結婚生活を続けるなんて無理だ』と言う。実際、私も最初は激しい怒りに震え、この男を一生許すことができるのだろうかと自問自答する日々が続いた。しかし、私の考えを大きく変えたのは、『もし立場が逆だったら、これは私にも簡単に起こり得た事故だった』と気づいたことだった」

事故当時、夫のブレイディは生まれたばかりの新生児の育児に追われていた。エミリーがディナーに出発したとき、彼は冷凍していた母乳を解凍し、生後5週間の赤ちゃんを寝かしつけようと必死になっていたのだ。

「もし立場が逆で、私が目を離した隙に事故が起きていたら、私は何よりも夫に許してほしいと心から願ったはず。私たちは、自分たちが経験したこの過酷な現実を理解し合えるのはお互いしかいないということ、そしてどれほどトリッグを愛し、恋しく思っているかという共通の思いを忘れないよう、必死に寄り添い合っている」

「どうか子どもたちを守って」悲劇から学ぶプール事故の教訓

エミリーが今回、このあまりにも胸が張り裂けるような経験を公に語る決意をした背景には、世の中の親たちへの強いメッセージがある。彼女はリスナーに対し、子どもにはできるだけ早い時期から水泳レッスン(水難を避けるための水慣れや生存のための技術)を受けさせること、そして海外の家庭や施設に多く見られるプール付きの環境においては、防護ネット(プールネット)で覆うだけではなく、物理的に立ち入れないような「プール用のフェンス」を設置することの大切さを強く訴えかけた。「お願いだから、あなたの子どもたちを守ってほしい」

また、エミリーはトリッグくんが入院していた時期、そして彼が旅立った後の、数秒先、数分先を生きることすら困難だった凄まじい精神的苦痛についても触れている。

「子どもを失う痛みを表現する言葉なんて、この世には存在しない。時間の感覚が完全に歪んでしまい、脳の化学構造が物理的に書き換わってしまったかのように感じられた」。あまりの深い悲しみに、一時は歯を磨くことさえできなくなったという。さらに、事故が公になり、自宅の前にメディアや報道陣が集まったときの極限のトラウマから、脳が身を守るために当時の記憶の一部を今でもシャットアウトしていると明かした。

なぜトリッグくんが死ななければならなかったのか。その理由について尋ねられたエミリーは、何か大きな運命や理由があったわけではなく、シンプルに「私たち夫婦が、もっと彼をしっかりと守るべきだったのだ」と、今も自分たちに言い聞かせているという。

※この記事は『Cosmopolitan US』の翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。

From: Cosmopolitan UK

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