1. トップ
  2. 欧州ロイヤルはみんな親戚? 王子&王女たちを結ぶ“ゴッドペアレント”相関図

欧州ロイヤルはみんな親戚? 王子&王女たちを結ぶ“ゴッドペアレント”相関図

  • 2026.6.24
Gisela Schober / Getty Images

ヨーロッパのロイヤルたちを見ていると結婚式や戴冠式、即位式といったフォーマルなイベントに限らず、子どもたちの洗礼式や堅信礼に立ち会ったり、誕生日パーティーに参加したりとフレンドリーなお付き合いをしていることがうかがえる。かつてヨーロッパ各国の王室は結婚を通して姻戚関係を築いていたので、少しさかのぼれば確かにみんな親戚。とはいえ今は、ロイヤル同士の結婚は激減している。それでもロイヤルたちが家族のような関係を維持しているのには、ゴッドペアレントが果たす役割も大。そこで今回はヨーロッパの主要なロイヤルキッズたちのゴッドペアレントを洗礼式の写真と一緒にご紹介。ロイヤルたちの深いつながりを見てみたい。

Karwai Tang / Getty Images

そもそも、ゴッドペアレントって?

ゴッドペアレントの本来の役目は、洗礼式に立ち会うなどキリスト教徒として信仰を導くことにあるが、今は宗教的な色合いが少し薄れ、第2の親、人生の先輩として成長を見守るメンターとしての役割が大きい。ヨーロッパのロイヤルたちはその重要な役割を他国のロイヤルに任せる場合が多い。親戚筋の国王や王子を選ぶ場合もあれば、昔から仲が良いロイヤル界のお友達を選ぶ場合も。今回は、各国のロイヤルメンバー別にゴッドペアレント関係を分析。なお、ロイヤルキッズたちのゴッドペアレントにはここで紹介するほかに、友人や親戚などの非ロイヤルからも選ばれている。

Chris Jackson / Getty Images

スウェーデン

エステル王女

歴史を辿るとスウェーデンのロイヤルはデンマークやノルウェーの君主を兼ねることが多かった。今もヨーロッパ王室の中心に位置しているともいえる。エステル王女のゴッドペアレントにはそれがよく表れている。母のヴィクトリア王太子の弟で王女にとっては叔父に当たるカール・フィリップ王子の他、オランダのウィレム=アレクサンダー国王、ノルウェーのホーコン王太子、デンマークのメアリー王妃が任命されている。ちなみにエステル王女の両親であるヴィクトリア王太子(写真右)とダニエル王子(写真左)は、メアリー王妃とフレデリック10世国王と夫婦ぐるみで仲良し。

Andreas Rentz / Getty Images

オスカル王子

そのため王女の弟オスカル王子のゴッドペアレントにはデンマークのフレデリック10世国王が選ばれている。またノルウェーのメッテ=マリット王太子妃(写真左)も。ちなみにメッテ=マリット王太子妃はジェフリー・エプスタインとのスキャンダルでノルウェー国内で批判を浴びているが、スウェーデンでも「王子のゴッドペアレントにこんな不祥事が…」と嘆く声がちらほら。ちなみにヴィクトリア王太子の妹で、王子にとっては叔母に当たるマデレーン王女もゴッドペアレントに選ばれている。カール=フィリップはエステル王女、マデレーン王女はオスカル王子、とうまくバランスを取っている。

picture alliance / Getty Images

ヴィクトリア王太子

その上の代でもエステル王女やオスカル王子と同じように、ヨーロッパロイヤルの大物たちがゴッドペアレントを務めている。ヴィクトリア皇太子のゴッドペアレントにはノルウェーのハーラル5世国王や、オランダの元女王で現国王の母、ベアトリクス王女が選ばれている。

Sjöberg Bildbyrå / Getty Images

カール・フィリップ王子&マデレーン王女

またカール・フィリップ王子のゴッドペアレントにはデンマークの元女王で現国王の母マルグレーテ2世女王らが選ばれている。

マデレーン王女のゴッドペアレントにはデンマークのマルグレーテ2世女王の妹、ベネディクテ王女が選ばれている。ここにも各国ロイヤルのバランス感覚が表れているといえそう。

(写真はカール・フィリップ王子の洗礼式で)

Julian Parker / Getty Images

デンマーク

クリスチャン皇太子

デンマークのロイヤルの名前が多数出てきたところで、デンマークのロイヤルキッズのゴッドペアレントを見てみたい。フレデリック10世国王(写真前列右)とメアリー王妃(写真前列左)の第1子で、次の国王であるクリスチャン皇太子のゴッドペアレントはスウェーデンのヴィクトリア王太子(後列右から2人目)、ノルウェーのホーコン王太子(後列左)とメッテ=マリット王太子妃(後列左から2人目)、ギリシャの最後の国王コンスタンティノス2世の息子パウロス王太子(後列右)とそうそうたる顔ぶれ。フレデリック10世国王の弟で、皇太子の叔父に当たるヨアキム王子も選ばれている。やはり第1子で、将来の君主のゴッドペアレントは豪華になる傾向が強いよう。ちなみにメッテ=マリット王太子妃の名前はデンマークでも多少の物議を醸している。

Niels Henrik Dam / Getty Images

イサベラ王女

第2子のイサベラ王女はベルギーのマティルド王妃がゴッドペアレント。またギリシャの最後の国王であるコンスタンティノス2世とアナ=マリア王妃の長女で、ギリシャおよびデンマークのアレクシア王女も選ばれている。

Pascal Le Segretain / Getty Images

ヴィンセント王子&ヨセフィーネ王女

末っ子の双子であるヴィンセント王子のゴッドペアレントはスペインのフェリペ6世国王。ヨセフィーネ王女のゴッドペアレントには父のフレデリック10世国王の弟ヨアキム王子の妻で、王女にとっては叔母に当たるマリー妃が務めている。ヨアキム王子とマリー妃の子どもたちの称号剥奪問題で、ヨアキム王子夫妻は一時期フレデリック10世国王夫妻とギクシャクしてしまった。その後仲直りしたのはゴッドペアレントであることも功を奏したのかも。いつまでも兄夫妻とバトルしているのも、人生のお手本として美しくない。

Pascal Le Segretain / Getty Images

ノルウェー

イングリッド・アレクサンドラ王女

息子のマリウス・ボルグ・ホイビー(写真中央)の裁判でも物議を醸しているノルウェーのメッテ=マリット王太子妃(写真左)。他国のロイヤルキッズのゴッドペアレントを務めていることがちょっとした物議を醸していることに触れたところで、ノルウェーのロイヤルキッズたちのゴッドペアレントも見てみたい。第1子で未来の君主であるイングリッド・アレクサンドラ王女のゴッドペアレントは祖父のハーラル5世国王、叔母で「不思議ちゃんロイヤル」として有名なマッタ=ルイーゼ王女の他、スペインのフェリペ6世国王、デンマークのフレデリック10世国王、スウェーデンのヴィクトリア王太子が選ばれている。やはり未来の君主のゴッドペアレントは豪華。

弟のスヴェレ・マグヌス王子のゴッドペアレントはオランダのマキシマ王妃や、ギリシャの最後の国王の息子パウロス王太子らが務めている。洗礼式にはスウェーデンのヴィクトリア王太子やデンマークのフレデリック10世国王&メアリー王妃らが集まった。

Steve Finn / Getty Images

オランダ

カタリナ=アマリア王女

デンマークとノルウェーの未来の君主、クリスチャン皇太子とイングリッド・アレクサンドラ王女のゴッドペアレントを務めているのがスウェーデンのヴィクトリア王太子。ウィレム=アレクサンダー国王(写真左)とマキシマ王妃(写真右)の第1子でオランダの未来の女王、カタリナ=アマリア王女のゴッドペアレントでもある。

Pool / Getty Images

ちなみにヴィクトリア王太子の結婚式には、ゴッドペアレントを祝福するために皇太子&王女たちが勢揃い。クリスチャン皇太子(写真一番右)、イングリッド=アレクサンドラ王女(写真左から4人目。前列の白いカチューシャの子)、カタリナ=アマリア王女(写真左から2人目)はページボーイ&フラワーガールを務めていた。

Michel Porro / Getty Images

アレクシア王女&アリアーネ王女

ウィレム=アレクサンダー国王の第2子で、カタリナ・アマリア王女の妹のアレクシア王女のゴッドペアレントにはベルギーのマティルド王妃が選ばれている。

第3子で、末の妹であるアリアーネ王女のゴッドペアレントにはルクセンブルク公国の現大公ギヨーム5世が選ばれている。

(写真はアリアーネ王女の洗礼式で)

Photonews / Getty Images

ベルギー

エリザベート王女

ベルギーのロイヤルキッズは他国と少し趣が違う。フィリップ国王とマティルド王妃の第1子、エリザベート王女のゴッドペアレントは父方のいとこに当たるオーストリア=エステ大公アメデオや母方の叔母に当たるエレーヌ・ドゥデケム・ダコーズ伯爵夫人が選ばれている。

Pool / Getty Images

ガブリエル王子&エマニュエル王子

第2子のガブリエル王子のゴッドペアレントは母方の叔父であるシャルル=アンリ・ドゥデケム・ダコーズ伯爵と、父方のいとこであるマリア・クリスティーナ・フォン・フライベルク=アイゼンベルク男爵夫人。

第3子のエマニュエル王子のゴッドペアレントはオランダのアリアーネ王女のゴッドペアレントでもある、ルクセンブルク公国のギヨーム大公(写真右)。大公は王子にとって父方の又従兄弟に当たる。また母方の叔母に当たるエリザベート・ドゥデケム・ダコーズ伯爵夫人(写真左)も選ばれている。

WireImagePool / Getty Images

エレオノール王女

末っ子で、ヨーロッパロイヤル界の爆美女といわれるエレオノール王女。ゴッドペアレントはスウェーデンのヴィクトリア王太子(写真後列右)。またフィリップ国王の弟ローラン王子の夫人であるクレア妃(写真後列左)、セバスチャン・フォン・ヴェストファーレン・ツ・フュルステンベルク伯爵(写真後列中央)も選ばれている。

Carlos Alvarez / Getty Images

スペイン

レオノール王女

スペインロイヤルは自国のロイヤルから選ぶ慣わし。将来の君主である、レオノール王女のゴッドペアレントは父フェリペ6世国王の父で元国王のフアン・カルロス1世(写真左から2人目)とその夫人であるソフィア王妃(写真左から3人目)が務めている。ちなみにフェリペ6世国王のゴッドペアレントも父方の祖父であるバルセロナ伯フアン王子と、父方の曽祖母(つまり、フアン・カルロス1世の祖母))に当たるビクトリア・エウヘニア王妃である。

Dusko Despotovic / Getty Images

ソフィア王女

レオノール王女の妹ソフィア王女のゴッドペアレントは、母レティシア王妃の母であるパロマ・ロカソラーノ。またかつてのブルガリア国王の子どもであるヴィディン公ことブルガリアのコンスタンティン=アセン王子が選ばれている。

Tim Graham / Getty Images

イギリス

ウィリアム皇太子

英国のロイヤルも、ゴッドペアレントを通じた他国のロイヤルとのつながりがあまりない。ウィリアム皇太子のゴッドペアレントにはギリシャの最後の国王で、チャールズ国王の又従兄弟に当たるコンスタンティヌス2世が選ばれているが、残りのメンバーはウェストミンスター公爵夫人ナタリア・グローヴナーや、エリザベス女王の従姉妹に当たるレディ・オギルヴィことアレクサンドラらが務めている。

WPA Pool / Getty Images

ジョージ王子

ジョージ王子のゴッドペアレントも他国のロイヤルではなく、ウィリアム皇太子の従姉妹に当たるザラ・ティンダル、ウィリアム皇太子の親友の第7代ウェストミンスター公爵ヒュー・グローヴナーが務めている。ちなみにヒュー・グローヴナーはウィリアム皇太子のゴッドペアレントであるナタリア・グローヴナーの息子。代々、ゴッドペアレントを務め合うのがイギリス貴族の伝統のよう。

Chris Jackson / Getty Images

あわせて読みたい>>

恐ろしいほどの美少女! スウェーデン王室エステル王女について知りたいこと

ベルギー王室エレオノール王女の美貌ヒストリー! 圧倒的な透明感をもつ15歳に注目

キャサリン皇太子妃の控えめキスも…欧州ロイヤルのキスシーン総まとめ

次に王になるのは誰? 欧州ロイヤルの王位継承者とルールを一気に解説

元記事で読む
の記事をもっとみる