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「赤ちゃん見たいから、たまには出ておいでよ」と女子会に誘ってきた義母。だが、席を決める時のやり取りにイラッとしたワケ

  • 2026.6.24
「赤ちゃん見たいから、たまには出ておいでよ」と女子会に誘ってきた義母。だが、席を決める時のやり取りにイラッとしたワケ

女子会という名の集まり

出産して三ヶ月。夜中の授乳で慢性的に寝不足の頃、義母から女子会ランチのお誘いが来た。

義姉妹も来るという。正直、体は鉛のように重かった。

「赤ちゃん見たいから、たまには出ておいでよ」

そう言われると、断る理由も見つからない。

眠い目をこすって支度を済ませ、当日、私は一番乗りで店に着いた。

座敷の個室で、どこに腰を下ろそうか少し迷う。

嫁の立場なら下座に座るのが筋だろう。

そう考えていたところに、義母が入ってきた。

私は深々と頭を下げ、奥の広い席を手で示した。

「お義母さん、こちらの上座にどうぞ」

義母は私の顔をしげしげと見て、にこやかにこう言い放った。

「あなたが上座に座って、ふくよかだから」

笑顔で返した一言

一瞬、頭の中が真っ白になった。

ふくよか。産後の体型をそう言われて、悪意なのか天然なのか、判断がつかない。

けれど、ここで黙って俯けば、その言葉が一日中まとわりつくのは目に見えていた。

私は背筋を伸ばし、にっこり笑って広い席に腰を下ろした。

「産後なので広く使わせていただきます」

義母の笑みが、わずかに固まった。

続けて、私はゆったりと足を崩してみせた。

「夜中の授乳でくたくたなので、一番楽な特等席、ありがたいです」

ちょうどそこへ、義姉妹が入ってきた。

義姉は様子を見て、すかさず口を開いた。

「お母さん、それさすがに失礼だよ」

決まり悪く黙った義母

義姉の言葉に、義母の頬がさっと強張った。言い訳を探すように口を開きかけて、結局その言葉を飲み込む。

さっきまで余裕の笑みを浮かべていた人が、急にそわそわとおしぼりをいじり始めた。

「いえ、私は楽できて助かりますから」

私が涼しい顔でそう返すと、義姉は声を立てて笑った。

「この子、肝が据わってるね。お母さん、完全に負けてるよ」

義母は何か言いかけて、視線を泳がせ、湯呑みに手を伸ばした。さっきまでの勝ち誇った表情は、もうどこにもない。

バツが悪そうに、お茶をひとくちすする。

「……まあ、産後は大変よね。ゆっくりなさい」

絞り出すような一言は、もう私を見下す響きを失っていた。義姉が私のぶんの取り皿を引き寄せ、料理を取り分けてくれる。

「あなたは座ってて。たくさん食べて、母乳あげなきゃ」

覚悟していた苦行のランチは、思いがけず居心地のいい時間に変わっていた。義母はその日、私の体型に二度と触れなかった。立場が入れ替わるのは、笑顔ひとつで足りるらしい。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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