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「半分くらいいいでしょ、ケチ!」ふるさと納税のサーモンを勝手に持って帰ろうとした義姉→我慢出来ずに出禁にした

  • 2026.6.21

通りがかりの義姉を渋々家に上げた

真夏の昼下がり、インターホンが鳴った。モニターに映っていたのは、近所に用事があったという夫の姉だった。

「熱中症になるから上げて」

玄関先で汗を拭きながら、義姉はそう繰り返した。追い返すわけにもいかず、私はためらいながらも、リビングの冷房をつけて麦茶を出した。

その日、冷蔵庫にはふるさと納税で届いたばかりの高級サーモンが眠っていた。

半年待ってようやく届いた、夫と週末に食べようと楽しみにしていた一品だった。

義姉はソファでくつろぎ、しばらく世間話が続いた。私はトイレに立った。ほんの数分のことだった。

留守の間に冷蔵庫が開いていた

戻ってくると、義姉がキッチンに立っていた。手には、保冷バッグに詰めたあのサーモンがあった。

「これ、美味しそうだね!半分分けてもらってもいい!?」

当たり前のように言い放つ義姉に、私は耳を疑った。

「それ、夫と食べようって取っておいたものなんですけど」

声が震えた。義姉は悪びれもせず、保冷バッグを胸に抱え直した。

「半分くらいいいでしょ、ケチ!」

逆ギレして吐き捨てた一言に、私の中で何かが切れた。

人の家の冷蔵庫を勝手に開け、人の食べ物を持ち帰ろうとして、ケチと言われる筋合いはなかった。

「どっちがケチですか。それ、置いていってください」

はっきり言い返すと、義姉の顔がみるみる赤くなった。何か言い返そうと口を開きかけて、言葉が出てこない。

視線が泳ぎ、抱えていた保冷バッグをそっとカウンターに戻した。

出禁を告げた瞬間

その晩、帰宅した夫に一部始終を話した。

夫はサーモンを家に取っておいたことも知っていたから、絶句していた。

「うちの姉が、本当にごめん。もう勝手に上げなくていいから」

夫がそう言ってくれたことで、私の腹は決まった。後日、義姉から悪気のない様子で「また寄るね」と連絡が来たとき、私ははっきり返した。

「申し訳ないですが、もう家には上げられません」

電話の向こうで、義姉は言葉に詰まった。

「えっ」と漏らしたきり、言い訳を並べようとして、最後は黙り込んだ。それ以来、義姉が我が家のインターホンを鳴らすことはなくなった。

週末、夫と二人でサーモンを食べた。守りきった一皿は、いつもの何倍もおいしかった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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