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妻が「夫のママ化」させられてしまう悩みをコミカライズ。「チャーハンとか簡単なものでいいから早くしてよ」へのイラもやに読者も共感【著者インタビュー】

  • 2026.6.19

【漫画】本編を読む

妻を自分の「ママ」のように扱う夫、パワハラ上司、迷惑な隣人……。北海道テレビ『イチオシ!!』の大人気コーナー「みんなの!もやズバッ」で募集した、人になかなか言えない視聴者の悩みをコミック化した 『モラハラ男、マウント女 完全懲罰ファイル』(さとうもえ:脚色、松本麻希:漫画/KADOKAWA)。視聴者からの生のお悩みをコミカライズした本作には、人間関係の中で生じるモヤモヤが描写されており、思わず共感してしまう。そこからズバッと解決でストレス解消できる爽快感もさることながら、どうやって解決していったのかも読んでいて腑に落ちるストーリーをどうコミックに落とし込んだのか。企画・脚色を担当したさとうもえさんに経緯やお話のポイントをうかがった。

――1話目(File.1)は「散らかし放題のお子さま男」がテーマになっています。共働きの子育て家庭なのに、家事はおろか自分のことを全くやらない夫。こぼした飲み物さえ自分では拭こうとしません。妻が「夫のママ化」させられてしまう展開にモヤっとしました。

さとうもえさん(以下、さとう):最近は、家事や子育てを分担して一緒にやる夫婦は増えてきていると思います。ですが、視聴者からの投稿を読むと、まだまだ家事や子育ての「ワンオペ」に悩んでいる妻が多いと感じました。

ですので、ワンオペに悩んでいる視聴者の投稿を、第1話として取り上げました。ここまで丸投げの夫は少ないとは思いますが、多かれ少なかれ、共感する女性は多いのではないでしょうか。

また、この漫画はどれも、お悩みだけでなく、ラストは必ず「ズバッ」と解決します。解決というか、鉄槌かもしれませんが( 笑)。視聴者のお悩みに共感しながら、結末を楽しんでほしいと思います。

――同話の中で、イラもやワードが頻出します。「チャーハンとか簡単なものでいいから早くしてよ」という言葉。妻は「ちゃちゃっと作れる料理なんてないんだよっ」と内心怒りを覚えます。本書の発売は2023年ですが、つい最近でもSNSなどで「簡単な手料理」に関して議論が巻き起こっていました。読者の方の体験と踏まえると、いつのタイミングでもこの言葉に苛まれる主婦はいたのか…と感じてしまいました。

さとう:今回、漫画で取り上げたエピソード以外にも、無神経な夫の「一言」にイラもやするという視聴者はとても多かったですね。子育てや家事をやらない夫は、それがどれだけ大変なことなのか想像できないんですよね。妻のワンオペ問題がなくならない限り、夫の「イラもやワード」もなくならないのかなと思います。

取材・文=江野

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