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開店初日に50人の行列!うまみと出汁を追求して叶えた25年越しのラーメン店の裏側は

  • 2026.6.17

HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。

新店オープンまで紆余曲折ありました。
普段は見ることが出来ない新オープンの店が開店するまでの裏側に密着!
今回は白石区のラーメン店です。

54歳で脱サラ!ラーメン店オープンした訳とは…

Sitakke

地下鉄白石駅から歩いて2分ほどの距離にあるラーメン店「心加亭」。

Sitakke

ここで味わえるのが…
じっくりと炊き出した鶏ガラに、ハマグリ・帆立の貝出汁を加えた“Wスープ”。
そこに道産小麦を使用したストレート麺を合わせた看板メニュー「鶏醤油中華蕎麦」。

心加亭オーナー 金子さん:「これが今まで努力して作ってきた集大成のような感じで。年齢関係なくみなさんおいしいと思うと思いますね」

お客さんがみるのは完成したお店!
でも、この極上ラーメンが目の前に提供されるまでには思いもかけない紆余曲折があったんです!

開店まであと26日…

番組スタッフ:「結構広めですね」心加亭オーナー 金子さん:「広いですね。座席数は21席ですね。カウンターだけではなくてテーブル席も一定数用意していますので、家族連れやお子様も座れる席を作っています!妥協は一切せずに何年もやっているレベルの店を一日目からやりたいな」

Sitakke

心加亭のオーナー金子 加津彦さん。
去年の3月までは全国各地を飛び回る営業マンでした。
しかし、約25年のサラリーマン生活に区切りをつけラーメン店に挑戦します!

心加亭オーナー 金子さん:「和と洋の組み合わせというか、和洋折衷的な感じでイメージしていたので。何が問題起きる可能性があるかというとメニュー作りですね。まだ試作中のものもあります、自分との戦いですね、自分次第」

まだ、お店にガスが通ってないので試作は基本自宅のキッチン。
広告用にメニューの見た目だけは完成果たして、納得のいく味を開店までに作る事は出来るのか…!

開店まであと18日

この日は店で使う備品の買い出しです。

Sitakke

心加亭オーナー 金子さん:「レードルかかっていたじゃないですか。あれをスープが入っている寸胴の上にもレードルを置きたいので、手作りで作ろうかなと思ってます」

基本買い出しは自分で、さらにDIYでなるべく安く作り上げて、余った分は他のサービスで提供するのが金子さんのこだわり!
果たしてDIYは上手くいくのか…?

番組スタッフ:「一息付く間もなく作業ですか?」心加亭オーナー 金子さん:「すぐやりますよ」
心加亭オーナー 金子さん:「こんな感じですよね、すると垂れても下に受け皿がある。これで高さ調整をして…!」番組スタッフ:「ちょっとだけぐらつきますね。下が」
心加亭オーナー 金子さん:「こんな感じ?ぐらつくけど。ん~微妙ですね…ちょっとこれは要検討ですね」

しかし、なぜ54歳での新店オープンを決意したのか。
そこには紆余曲折が…

Sitakke

心加亭オーナー 金子さん:「当時スタートして、もともと内臓系の病気は持っていたんですけどその病気が悪くなってきたということと…」

実は、20代のときに大手ラーメン店で修行し、その後独立。
夢だった“自分の店”を旭川で開店させました。
しかし開店から約3年後、持病が悪化。
閉店を余儀なくされたんです。

心加亭オーナー 金子さん:「もっとお客様に提供していきたかったなっていう気持ちにすごくひかれてしまったというか引っ張られて本当に残念な気持ちでしたね。ただいつか復活したいなという気持ちはあったので…」

閉店後は、一般企業でサラリーマン生活を約25年。
しかし、『最後にもう一度、自分のラーメンで勝負をしたい!』その一心で会社員時代に貯めた資金などを投資し今回の開店へと繋がったんです。
心加亭の名前の由来を聞いてみると…

心加亭オーナー 金子さん:「文字の通りで当時から心をしっかり込めて接客・サービスの提供をしたいという気持ちで作ったので、それを今回も同じ名前ですからその気持ちはずっと持ってやっていきたいと思っている」

開店まで、あと9日

この日は商品化する予定の“ある食材”の試作をしていました。

心加亭オーナー 金子さん:「これはうちの限定メニューで“おぼろ昆布”ってやつで、それを昆布から削って作ろうと思って」

“おぼろ昆布”は、乾燥させたこんぶを酢に漬けて柔らかくしたものを手作業で一枚一枚薄く削ったもの。
ラーメンに加えて試作したところ“うまみ”や“奥深さ”など今までにない味わいが生まれたため、トッピングとして商品化する予定です。

心加亭オーナー 金子さん:「ざっと原価を計算すると800~900円します。出せば出すほど損をする。お客様に見てほしかったんですよ。削る姿を新鮮なものを食べてほしいという事と食べながら見て楽しんでいただきたいというライブ感を出したかった」

刃物で削ると昆布が、薄いシート状になるのが理想!しかし…

Sitakke

心加亭オーナー 金子さん:「粉みたいになるじゃないですか。これは失敗なんですよ。この状態になると昆布がまだ硬いということ。これが適度な柔らかさになっているとシート状に削れるんですよ」「そうなる状態までちょっとずつ時間を調整しながら何度も繰り返しになると思う」
番組スタッフ:「開店まであと9日ですが…」心加亭オーナー 金子さん:「ちょっと焦っていますね」

開店まであと4日

この日は肝心な味の確認!

Sitakke

番組スタッフ:「ラーメン食べました?」心加亭オーナー 金子さん:「食べましたよ」
番組スタッフ:「味的にはどうでした?」心加亭オーナー 金子さん:「もう100点ですね、めっちゃおいしかったですよ。若い方から高齢の方までみんなおいしいと思います」

特にこだわったのは“ダシ”。
大量に煮込んだ鶏ガラの出汁に、加えたのはハマグリや帆立の貝出汁エキス。
濃度が濃い状態でブレンドすることで旨味が凝縮され、深い味わいのWスープに仕上がりました。

心加亭オーナー 金子さん:「年齢が変わると好みも変わってくるし…今はだし・うまみを追求したい」

お客さんに最高の一杯を食べてほしい!
そのため、金子さんは自分が惚れ込みミシュランガイドにも掲載されたことがある東京のラーメン店に突然電話!

心加亭オーナー 金子さん:「直接僕が会いたいと話して東京まで行って。特に鶏に興味があったので、そういう意味ではその店は鶏がメインのラーメンなのでちょうどそこもマッチングできた。鶏スープの旨味がバッチリ出ててそこに魚介のエキスが入っているので。旨味の塊みたいな状態になっている。食べてほしいし、絶対喜んでくれると思う」

開店当日(5月30日)

そして…いよいよ心加亭の開店日となりました!

Sitakke

番組スタッフ:「どうですか?今の心境は」心加亭オーナー 金子さん:「不安半分、ワクワク半分。やっと来たなという感じですね」
番組スタッフ:「服装気になったんですが、それはユニホーム?」心加亭オーナー 金子さん:「ユニホームですよ。暖簾と一緒で最初真っ白で徐々に年季が入って来てそういうのを目指しているので、そうなれるように長い間愛してもらえるように」

開店直前、お店の前には既に50人のお客さんが!

客:「インスタグラムで見ておいしそうだなと思ったので食べてみたいと思って早く来た」

Sitakke

そして午前11時!
金子さんの挑戦、心加亭がオープンです!

店員:「いらっしゃいませ~!」

お昼時の正午頃には多くのお客さんで賑わっていました!

客:「おいしいよ、80歳になるけどね。バランスが良いよ、95点位いくんじゃない?」
客:「味はすっきりしてるんですけど、ダシが効いてて良かったです。また行きたいと思える味のラーメン店でした」

Sitakke

商品は、看板メニューの「鶏醤油中華蕎麦」。
貝出汁の旨味が詰まったスープで作る「貝出汁塩中華蕎麦」。
厳選した鶏ガラをじっくりと炊き上げた白濁スープの「鶏白湯中華蕎麦」の3種類!

番組スタッフ:「ちなみに昆布ってどうなりました…?」心加亭オーナー 金子さん:「昆布はがんばったんですけど今日まで間に合わなくて…いったんストップ。がんばったんですけどね。中々、甘く見てましたね」

おぼろ昆布を使ったラーメンは今後提供する予定だそうです。

【心加亭】

住所:北海道札幌市白石区東札幌2-6
電話:011-600-1050
営業時間:午前11時~午後3時
午後5時~午後10時
定休日:火曜

※掲載の内容は番組放送時(2026年6月1日)の情報に基づきます。

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