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親族との同居は“トラブルの宝庫”。18歳の姪を居候させたら地獄を見た家庭を例に、親族間同居について考える【離婚カウンセラーインタビュー】

  • 2026.6.17

【漫画】本編を読む

突然、海外からやってきた18歳“姪っ子”との同居生活を余儀なくされた妻。妻は姪の傍若無人ぶりに疲弊させられるも、叔父である夫は姪との度重なるデートに浮足立ち、金銭の援助まで行う始末だ。ふたりの距離の近さに違和感を抱いた妻は、その関係に疑問を持ち始める。そんな中、夫と18歳の姪っ子がふたりでお風呂に――!?

『姪っ子と夫が不倫するのは当たり前ですか?』(サレ妻miku:原作、矢野恵:漫画/KADOKAWA)は、姪と夫とのただならぬ関係を描くサスペンスフルな不倫ドラマだ。異様な不倫劇は、やがて親族をも巻き込む大騒動に発展していく。本作の妻、夫、姪の歪な関係を例にして、離婚カウンセラーでもある「家族のためのADRセンター」代表・小泉道子さんに、夫婦関係や不倫にまつわるお話を伺った。

※本書に基づき、合意の上での不倫関係を前提にインタビューを実施しています。若年層への性的グルーミングや性的虐待が疑われた場合は、速やかに関係機関へご相談ください。

――家出をしてきたという18歳の姪を居候させるにあたり、妻は姪の保護者である義姉と直接会話をしていませんでした。親族とは言え、保護者の同意を得られないまま18歳の子どもを預かることには、どのようなリスクが考えられるでしょうか。

小泉道子さん(以下、小泉):18歳は成人のため、法的には保護者の同意なく預かっても問題はありません。しかし18歳はまだ高校生です。成人だからと考えず、高校生を保護者の許可なく預かる、と想像していただくと、リスクもイメージしやすいと思います。

また質問とは若干ズレますが、本人の言っていることが真実なのか、という点にも注目してもらいたいです。18歳だというのを信じて交際していたら、実はもっと幼かった、という話を見聞きしたこともあると思います。このように、必ずしも本人の申告がすべて正しいとは限らないため、保護者との連絡は必須といえます。

――本作は、同居中の姪と夫とのただならぬ関係にフォーカスされていますが、父母や兄弟姉妹など「親族との同居」はなにかとトラブルが起きそうです。同居前に気をつけることや、決めておくべきことは何でしょうか。

小泉:親族との同居はトラブルの宝庫です。同居の時期や家事の分担、生活スペースの分割など、ある程度想定されることを事前に話し合っておくことが大切です。

ただ、どれだけ準備していても生活の中で様々な予期せぬトラブルが発生します。そもそも、一緒の空間にいるだけで落ち着かない、ということも起こり得ます。そのため最初から「仲良し同居」を諦め、割り切った同居関係を築くことも想定しておくといいでしょう。

例えば、玄関を分ける、食事は各々のタイミングで食べる、家計は別にする、自分の部屋は自分で掃除してもらう、などが対策として考えられます。

取材・文=あまみん

小泉道子(こいずみ みちこ)

「家族のためのADRセンター」代表。家庭裁判所調査官として、夫婦の離婚調停の仕事に15年間従事。その後、民間調停機関「家族のためのADRセンター」を立ち上げる。離婚カウンセラーとして、親の離婚に直面する子どもたちのケアにも力を入れている。

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