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「ハウス オブ ディオール 心斎橋」にアンヌ=ソフィー・ピックによるレストラン「ムッシュ ディオール 大阪」がオープン!

  • 2026.6.16
©LARA GILIBERTO, ©LAORA QUEYRAS

大阪の新名所「ハウス オブ ディオール 心斎橋」の最上階に、5月21日、レストラン「ムッシュ ディオール 大阪」がオープンしました。料理を監修するのは、女性シェフとして世界でもっとも多くのミシュランの星をもつアンヌ=ソフィー・ピック。「カフェ ディオール」の美麗なスイーツでも話題を集めたスターシェフが、ディオールの歴史とコードを再解釈し、この特別な店のためだけに考案したメニューが味わえます。

ムッシュが愛した庭園がダイニング空間に

ここを訪れたら、まずは空間美を堪能して。建築家、ピーター・マリノがクリスチャン・ディオールを魅了した庭園へのオマージュとしてデザインしたダイニングは、壁に配されたミラーと明るい色調が呼応するプレイフルな空間。これから楽しむ美食への期待が、自然と高まります。

まるで自然のなかで過ごすような心地よさを感じるダイニングに彩りを添えるのは、数名の著名なデザイナーによって生み出された家具やアートの数々。ディオール メゾンのテーブルウエアにもうっとりするはず ©DEN NIWA
「ムッシュ ディオール」内をはじめ館内のアートピースも、ピーター・マリノが厳選したもの。ギャラリーオーナーでもあったクリスチャン・ディオールが当時の芸術家たちと築いた友情を反映しています。写真は最大8名まで利用できる個室。ほかにシェフズテーブルも。 ©DEN NIWA

腕を振るうのはアンヌ=ソフィー・ピック シェフ

⼥性として世界で最も多くのミシュランの星を獲得したシェフであり、間違いなくガストロノミーの世界で大きな影響力をもつひとりであるアンヌシェフ。ですが、お人柄はとてもソフトでチャーミング。「実は、子どものころはファッションデザイナーに憧れていたことも。日本に初めて来たのは21歳のとき、その後に夫となるパートナーと一緒に(笑)。文化や精神性、今まで知らなかった味わいにも強く惹かれたことを鮮明に覚えています」

Anne-Sophie Pic●1969年、仏・ヴァランス生まれ。曾祖母から続くレストランを営む家で育つ。大学でビジネスを学んだ後、ヴァランスに戻り父のレストラン「メゾン・ピック」へ。料理を一から学び、’97年、夫とともに同店を引き継ぐ。2007年、父の死後に落としていたミシュランの3つ星を再び獲得。フランスのみならずスイス、アラブ首長国連邦、タイ、香港などにもレストランを展開し、⼥性として世界で最も多くのミシュランの星を獲得したシェフに(’26年現在)。東京の銀座と代官山、そして関西国際空港の「カフェ ディオール」のメニューも手掛ける。 © LAORA QUEYRAS

心躍る♡ ポエティックな料理をご紹介

料理を考案する前にディオールのアトリエに繰り返し足を運び、歴史やコードへの理解を深めたというシェフ。「料理は五感を覚醒させます。それは夢として生まれ、やがて具体的な形を取り、味覚と食感の調和から感動が生まれます。このメニューは、私の日本に対する最初の記憶がそうであるように、クリスチャン・ディオールの魔法を映し出す、素敵なものにしたいと願って創りました」と語ります。

卓越したセンスと技術により、「カナージュ」「オーバル」、レオパードプリントなどを取り入れた料理は、まさに食す芸術…オートキュイジーヌそのものです。

前菜「LʼEtoile de Mer(レトワール ドゥ メール)」

ウニとそば茶のババロア、蜜柑とディルのコンディメント、キンレンカのクーリ。 ©LARA GILIBERTO

「21歳で初めて日本に来たときに出合い、独特の香りに魅了されました」というそば茶を、大好きな食材のウニと合わせ、香ばしく軽やかなババロア仕立てに。チャーミングなプレゼンテーションは、クリスチャン・ディオールが愛したグランヴィルのビーチを彷彿とさせるヒトデ。ナスタチウムの鮮やかな緑のソースをかけて召し上がれ。

シグネチャー「Les Berlingots Léopards(レ ベルランゴ レオパード)」

コンテチーズフィリング、グリーンピース、ワサビとワイルドセロリソース。 © LARA GILIBERTO

自身の店の名物でもある「ベルランゴ」は、イタリア料理の定番・ラビオリをフランス料理に仕上げた大胆な品。こちらではクリスチャン・ディオールの永遠のミューズであり、遊び心のあるレオパードプリントを愛用していたミッツァ・ブリカールへの美食のオマージュとして考案されました。コンテチーズの濃厚なうまみを、ワサビ×セロリの爽やかなソースが引き立てます。

メインディッシュ「Le Carré(ル カレ)」

炙り焼きサバ、オシェトラキャビア、とろけるポロネギとマスタードシード、抹茶とシェリービネガーのサバイヨン。 © LARA GILIBERTO

「日仏の架け橋となるようなメニューを考えたくて」というこちらは、燻製した後に香ばしく焼き上げたサバが主役のひと品。サバの下にはとろとろになるまで火入れしたポロネギのジュレ、上にはたっぷりのキャビアとシソの花を。「父の得意料理だったサラダのドレッシングの味の決め手」だというシェリー酢とだし、抹茶バターで作るサバイヨンソースを添えた複雑な味わいです。

デザート「Le Millefeuille Blanc(ル ミルフィーユ ブラン)」

バニラクリームとジャスミン。 © LARA GILIBERTO

デザートも、なんともエレガントかつクリエイティブな品がラインナップ。そのひとつが、シェフが「自分のシグネチャーデザートを、ポエティックに仕立てました」というモノトーンの千鳥格子が印象的なミルフィーユ。ナイフを入れるとパリッとパイが砕け、軽やかなクリームや華やかに香るジャスミンのジュレが現れます。アクセントのブラックペッパーが甘みを引き締めた大人のスイーツは、食後まで心地よい余韻に浸れます。

また、ドリンクメニューは、フランス産のワインはもちろん日本ワインや日本酒も取り揃えるほか、シェフが愛するお茶も充実。さらにお茶をモクテルとしても提供しており、アルコール、ノンアルコール共にペアリングも秀逸です。

五感でディオールの美学を味わえる特別な場所に、ぜひいち早く足を運んで。

ファサードを手掛けたのは建築家の藤本壮介。クリスチャン・ディオールが作ったドレスの美しいドレープや重なり合う生地を彷彿とさせる、波打つようなデザインが特徴的。 ©DEN NIWA

Monsieur Dior Osaka(ムッシュ ディオール 大阪)

大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-9-17 ハウス オブ ディオール 心斎橋4F
tel.06-7632-1450
営業時間/11時半~13時半(L.O.) 18時~20時(L.O.)
定休日/月・火曜
ディナーコース「クチュールメニュー」¥30,000~
ランチコース 3品¥12,000~[共にサ別]

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※この記事は2026年6月16日時点のものです。

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