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私大に合格した子ども→「学費は毎月コツコツ払えばいい」と思いきや…後日、50代親に届いた“1通の案内”に驚愕したワケ

  • 2026.7.27
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。金融機関でマネージャーを務めながら、家計のご相談に日々向き合っている中川です。

今回ご紹介するのは、子の私立大学進学を控えた50代のAさんの体験談です。「学費は毎月コツコツ払えばいい」と思い込み、入学時にまとまった初年度納付金を一度に求められて慌てた経緯をご紹介します。

「大学の学費は、毎月コツコツ払うもの」と思っていた

Aさんは50代の会社員。子どもが私立大学(文系)に合格し、家族で喜んでいました。

学費については「毎月の授業料を、少しずつ払っていけばいいのだろう」と考えていました。月々の家計からやりくりできる範囲だと思っていたのです。

ところが入学手続きの案内を見て、驚きます。合格が決まってすぐ、まとまった金額を一度に納める必要があったのです。

私立文系の初年度は、合わせて約120万円

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

私立大学(文系)の初年度に納める金額は、平均で120万円を超えます。

内訳は、入学金が約22万円、授業料が約85万円、施設設備費が約14万円ほどで、合わせておよそ121万円です(出典:文部科学省「令和7年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金等平均額調査」・文科系の平均)。また、入学手続きの際には、入学金や前期分の授業料など、まとまった額を一度に納める必要があるのです(初年度分をまとめて納付する大学もあります)。

Aさんは「授業料は毎月払うものだと思っていたのに、入学手続きの段階で、入学金と前期分だけでも70万円ほどのまとまった請求が来て慌てました」と振り返ります。2年目以降は授業料と施設設備費が中心になりますが、初年度は入学金が上乗せされるぶん、金額が大きくなります。

合格発表から納付期限までが、意外と短い

もう一つの落とし穴が、支払いまでの期間の短さです。入学金や前期授業料の納期限は、合格発表から数週間ほどとなっている大学も少なくありません。「合格してから用意すればいい」と考えていると、期限に間に合わないおそれがあるのです。

特に、複数の大学を併願している場合、第一志望の発表を待つ間に、滑り止めの大学の入学金納付期限が先に来てしまうこともあります。まとまった資金を、短い期間で支払えるように準備しておくことが大切です。

大学費用は、年払いや半年払いが基本。早めの資金準備を

大学の学費は、毎月少しずつ支払うのではなく、年1回または前期・後期の半年ごとにまとめて納付するケースが一般的です。そのため、納付時期にはまとまった資金を用意しておく必要があります。

お子さまの進学を考えている場合は、早めに教育費の準備を進めておきましょう。自己資金だけでは不足する場合は、教育ローンや奨学金を活用する方法もあります。ただし、奨学金は多くの場合、振り込みが始まるのは入学後のため、入学手続き時の納付金には間に合いません。入学前の支払いに備えるなら、国や銀行などの教育ローンを早めに検討しましょう。なお、ローンには審査があるため、必ず借りられるとは限らない点にも注意が必要です。

「合格してから考える」のではなく、必要な金額や資金調達の方法をあらかじめ確認し、余裕を持って準備を進めておくことが、安心して進学を迎えるためのポイントです。


執筆・監修:中川 佳人
金融機関勤務の現役マネージャー。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。20年にわたり、資産形成や家計管理・住宅ローンなどの実務に携わってきた経験を活かし、記事の監修や執筆を行っている。専門的な内容を、誰にでもわかりやすく伝えることをモットーとしている。

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