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これどうやって計算するか覚えてる?「時速72kmは秒速何m?」→正しく計算できる?

  • 2026.7.4
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速さには、時速、分速、秒速といった種類があります。

実は、このうちの一つが分かっていれば、他の二つの速さは計算で求めることができます。

今回は、時速を秒速に変換する計算についてみていきましょう。

問題

時速72kmは秒速何mになるか答えてください。

解答

正解は、「秒速20m」です。

秒速の方は、m単位で答えることになっている点に注目です。kmで答えてしまうと誤答になるので、注意してください。

この問題の計算方法は、次の「ポイント」で解説していますよ。

ポイント

時速から秒速への単位変換では、「時間の単位をそろえること」と「距離の単位をそろえること」がポイントです。

同じ距離の単位でそろえていれば、時速を3600で割ると秒速になります。

○m/時 ÷ 3600=○m/秒

また、時速○kmを秒速○mに直す場合は、3.6で割ることでも求められます。

時速○km ÷ 3.6=秒速○m

この計算が成り立つ理由は、時速と秒速の意味を考えると分かります。

時速とは、1時間あたりに進む距離で表された速さのことです。一方で、秒速とは1秒間あたりに進む距離で表された速さです。

また、1時間は60分で、1分は60秒です。つまり、1時間は60×60=3600秒なのですね。

よって、秒速を3600倍すると、1時間あたりに進む距離が求められます。たとえば秒速○mなら、○m/時として表せます。

○m/秒 × 3600=○m/時

同じ距離の単位でそろえていれば、時速を3600で割ると秒速になるのも納得がいくでしょう。

理屈が分かったところで、今回の問題を計算していきましょう。

今回は時速72kmですが、秒速はm単位で答えるため、まず72kmをmに直します。

1km=1000mなので、72km=72000mです。

これを、3600で割ればOKです。

72000÷3600=20

正解は、秒速20mになります。

【おまけ】3.6で割るとkm→mの単位変換も一緒にできる

先の計算方法では、72kmをいったん72000mに直してから、3600で割りました。

しかし、時速72kmを3.6で割ると、秒速20mが一発で求められます。

72÷3.6=20

これは、72×1000÷3600と同じ意味を持つ式です。

72×1000÷3600は、72kmを72000mに直し、その後3600で割るという先に紹介した計算過程を一つにまとめたものです。

この式を変形していくと、次のようになります。

72×1000÷3600
=72×1000/3600
=72×10/36
=72÷3.6

よって、時速○kmを3.6で割ると、秒速□mに変換できます。

まとめ

今回の問題はいかがでしたか?

距離の単位をそろえたうえで、時速を秒速にしたいときは3600で割ります。ただし、この3600を丸覚えしようとすると忘れやすくなります。1時間は60分で、1分は60秒だから、「秒速×60×60=時速」という形で覚えると、式の意味も分かり、記憶にも定着しやすくなります。

また、時速を秒速に直すときは、今回のように単位がkmからmに変わることもあります。問題文をよく読んで、どの単位で答えればよいのかを確認することも大事ですよ。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。

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