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ねこがいれば、みんなハッピー! 「舌切雀」にねこが出てきたら、愛くるしさの魔力にやられる!?【書評】

  • 2026.6.14

【漫画】本編を読む

癒やされること間違いなしの『よっ!ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)は、名作とねこを掛け合わせた予想外の展開が楽しいねこ漫画だ。

「ねこのすることはなんでも許せてしまう」というのは、ねこ好き&ねこ飼いにとって「あるある」ではないだろうか?

たとえ爪とぎをされて壁紙がボロボロになっても、花瓶を倒して水をぶちまけられても、真剣なオンライン会議の最中に突然カメラ前を陣取られても、ねこがすることは、みーんな許せてしまう。

そんな「愛くるしさの魔力」が、ねこにはある。「舌切雀」にねこが出てきても、登場人物は全員、その魔法にかかってしまうのだ。

昔々、雀を飼っているおじいさんとおばあさんがいた。ある時、障子張りのノリを雀が食べてしまったことに怒ったおばあさんが、雀の舌を切り、追い出してしまう。

おじいさんはその雀を憐れんで探しに行くと、雀のお宿で仲間と暮らす“うちの子”を見つける。もてなされた後、小さな「つづら」をもらって…。

続きは割愛するが、善良な心優しいおじいさんが報われ、強欲なおばあさんが罰せられるというお話だ。

この「つづら」を与えたのが、ねこだったらどうなるのか。中身がどんなものでも、ねこのすることならなんでも許してしまう。そして悪いことなんて何一つ起こらない。そんなねこが引き起こす素敵な展開を、ぜひ楽しんでほしい。

文=雨野裾

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