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「あんたたち、やっと孫の顔見せに来たのかい」産後2か月の嫁を出迎えた義祖母→失礼な質問に疲れ切った1日

  • 2026.6.12
「あんたたち、やっと孫の顔見せに来たのかい」産後2か月の嫁を出迎えた義祖母→失礼な質問に疲れ切った1日

産後の体で踏み出した訪問

第二子を出産してから、しばらく体調がすぐれなかった。

立ち上がるだけで眩暈がする日もあり、寝室と台所を往復するだけで一日が終わった。

その間、義父母は何度か我が家を訪ねてきていたから、赤ちゃんとはもう顔見知りだった。

けれど高齢の義祖母とは、まだ一度も会えていなかった。

生後二か月が近づき、ようやく外出できるようになった頃、夫と相談して義実家へ赤ちゃんを連れて行くことにした。

緊張を抱えながら玄関をくぐった私を、奥の座敷で待っていた義祖母が見上げて言った。

「やっと来たのかい」

声には皺の寄った笑みが含まれていて、嫌味かどうかも判然としない。

それでも私は思わず、抱いていた赤ちゃんを少しだけ抱き直した。

座敷で続いた攻撃

挨拶を返し、赤ちゃんを義祖母の前に下ろす。皆で顔を覗き込み、はじめての対面を喜ぶような時間が、ほんの一瞬だけ流れた。

その沈黙を破ったのは、また義祖母だった。

「母乳は出ているのか?」

ストレートに飛んできた一言に、私は咄嗟に頷くことしかできなかった。

出ているとも、足りていないとも答えにくい。母乳は出ているけれど、産後の体調不良で量は不安定で、補助のミルクも併用していた。

初対面でいきなり胸の話を聞かれて嬉しい嫁などいない。

続けて、抱き上げた赤ちゃんの顔をしげしげと眺めた義祖母は、ぽつりと付け足した。

「名前が随分今時の名前だね」

夫と何度も話し合って決めた、私たちにとっては宝物のような名前だ。誰かに評価されるためにつけたわけではない。けれど高齢の義祖母にとっては、ただ「珍しい響き」のひと言で片付くものらしい。

早々に閉じた里帰り

義父母は気まずそうに笑い、夫は私の顔色をうかがった。

義祖母は本人の中ではいたって普通の世間話のつもりらしく、続けて天気の話を始める。

私は赤ちゃんを抱き直し、来たばかりの座敷を見渡した。お茶もまだ残っている。けれど胸の奥がじりじりと熱く、これ以上座っていられる気がしなかった。

「すみません、子の機嫌が悪くなりそうなので」

そう言って、予定よりずいぶん早く義実家を後にした。帰りの車の中で、夫は何度も「ごめん」と繰り返した。私はそれに小さく首を振るだけで、しばらく言葉が出てこなかった。

悪気はないのだろう。世代も価値観も違う。それでも初対面でぶつけられた三つの言葉は、赤ちゃんの寝顔を見つめる夜のたびに、ぼんやりと頭の隅で反芻される。会いに行ったはずなのに、私はただ品定めをされて帰ってきた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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