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デートの待ち合わせ時間ちょうどに「今起きた」と送ってきた彼→「わかった。ひとりで行ってくるね」とだけ返した私が、充実した時間を過ごせた本当の理由

  • 2026.6.10
ハウコレ

楽しみにしていたデートの予定が、彼からの連絡で消えた日。家にこもる代わりに私が選んだのは、ある人にすぐ連絡を入れることでした。

鏡の前で新しいワンピースの裾を整えていると、スマホが鳴りました。画面に並んでいたのは、待ち合わせ時間ちょうどに届いた、彼からのメッセージです。心待ちにしていたデートの日、私はその一行を何度も読み返しました。

準備万端だった私に届いた一行

その日のために、私は新しいワンピースを下ろし、ネイルもデートに合わせて新調していました。前から行きたかった話題のカフェも予約済みで、待ち合わせの場所も何度も確認していたほどです。そんな私のスマホに届いたのは、彼からの「今起きた」というメッセージでした。続けて「やばい、寝坊した。ごめん」と。私は画面を見つめたまま、返信の文面を考えていました。

彼が選んだのは、私との約束ではなかった

私は「え、今日デートの日だよね」と送り、「もしかして、昨日も飲んでたの?」と続けました。彼はお酒が好きで、飲み会のたびに飲みすぎてしまう人です。返ってきたのは「友達と飲んでて、そのまま寝落ちしてた。今日はもう無理そう。ほんとごめん」という言葉でした。

私はこれまで、彼のこうした失敗を何度も許してきました。けれど今回ばかりは、用意したワンピースや予約したカフェを思い浮かべて、別の気持ちが芽生えていました。私は「わかった。じゃあ今日はひとりで行ってくるね」と返しました。

声をかけたら、すぐに来てくれた友人と

少し考えて、私は誘えばすぐに動いてくれる友人に連絡しました。事情を話すと「今から行く」とすぐに返事が来て、予約していたカフェにふたりで向かうことになりました。フォトジェニックなクリームソーダを並べて写真を撮り、デパコスの新作リップも一緒に選びました。

その日の終わり、彼から「今日ずっと家にいたんでしょ。埋め合わせするからさ」とメッセージが届きました。私は「ううん。友達を誘って、予約してたカフェに行ってきたよ。すごく楽しかった」と返しました。彼は「えっ、友達と行ったの?」と。私は「うん。連絡したらすぐ来てくれてね。たまには、こういう一日もいいなって思った」とだけ送りました。

そして…

これまでの私は、彼の予定に合わせて自分の一日を空けておくのが当たり前になっていました。彼が寝坊するたびに、待つのも許すのもいつも私の役目だったのです。でも、声をかければすぐに駆けつけてくれる人が、私にはちゃんといました。誰かを待つだけの一日より、その時間はずっと温かく、笑いの絶えないものでした。気づけば、彼に腹を立てる気持ちさえ湧いてきません。これからは、私のために動いてくれる人との時間を、もっと大切にしていこうと思います。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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