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子連れは最後に搭乗すべき? 元客室乗務員の主張が議論に。「飛行機が動く前から疲れ切ってしまう」

  • 2026.6.9
Photo by Joel Sharpe / Getty Images

きっと多くの親が共感するであろう、小さな子どもを連れての旅行。特に飛行機移動ともなれば、その大変さはさらに増すはず。一般的に、飛行機では小さな子ども連れの家族が優先的に先に搭乗することが多いものの、先日ある元客室乗務員が「家族連れこそ最後に搭乗すべき」と主張し、SNS上で議論を巻き起こしている。

子連れは最後に搭乗すべき?

話題の動画を投稿したのは、アメリカ・フロリダ州在住の元客室乗務員のローラさん。彼女はTikTokに自身の考えを投稿し、動画内には「批判されるかもしれないけど、赤ちゃん連れの家族こそ最後に搭乗した方がいいと思う」とつづっている。

キャプションには、「もちろん賛否があるのは分かっています。でも、元客室乗務員としてさまざまな場面を見てきたからこそ、そう思うんです」と前置きしつつ、自身の考えをこう明かした。

「息子のオリバーを優先搭乗させるたび、私たちは飛行機が動きもしない機内で25分も座ったまま待つことになるんです。その間、ほかの乗客たちが次々と通路を通り過ぎて、まるで“見世物”みたいに息子へ視線を向けてくるんですよね」

「最初の10分くらいは大丈夫。でもその後はもう限界。しかも、まだ飛行機は動いてすらいないんです」

さらに彼女は、客室乗務員時代にも、先に搭乗した家族連れが離陸前の時点ですでに疲れ切ってしまう様子を何度も見てきたと説明。

「最後に搭乗して、すぐ座って、そのまま離陸した方が楽。赤ちゃん自身は違いなんて分からないから」

また、「優先搭乗って実は“特典”ではなく“罠”なのかもしれない。私は何年もそれを案内してきたけど、今になってそう感じている」とも語っている。同投稿は、2026年5月26日時点で280万回以上再生されており、6万1,000もの「いいね!」を獲得。コメントは約4,500件も寄せられ、さまざまな意見が寄せられた。

  • 「母親として思うのは、子ども連れ用のエリアと、そうでない人向けのエリアを分けた方がいいということ。そうすれば親たちも周囲の目を気にせず済むし、子どもがいない人たちも落ち着いて過ごせると思うから」
  • 「実際、私も前回のフライトでは最後に搭乗しました。別に周りの乗客を気にしたわけじゃありません。正直そこはどうでもよくて。でも、うちの子にはその方が合っていたんです。みんなが席に着いて、荷物を上の棚へ入れるのに長い時間がかかるなか、幼い子どもを40分近く静かに座らせておくなんて無理でした」
  • 「なんでこんなに否定的に受け取られてるのか分からない。むしろ理にかなってると思うけど。先に搭乗した人たちって、その後ずっとほかの乗客が乗り込んでくるのを待たなきゃいけないわけだし」
  • 「“先に搭乗できる=優遇”っていう感覚が、正直よく分からない」
  • 「私は反対です! 機内がすでに人でいっぱいの状態で席に着く方が、先に搭乗するより大変だと思います。子どもがすでに成人している親の立場から見ても、子ども連れの家族は先に搭乗した方が楽だと思いますし、周囲を気にしながら荷物を整理したりする必要も減るはずです」

“泣く子ども”をめぐる機内論争

子ども連れでの飛行機移動は、荷物や子どものケアだけでなく、周囲への気遣いに神経を使う場面も多いはず。『Newsweek』によると2022年8月には、ある女性が「泣いている赤ちゃんを飛行機へ連れてくるのはやめてほしい」と主張する動画がTikTokに投稿され、話題となったという。

Westend61 / Getty Images

子どもの泣き声が後ろで聞こえるなか、女性は機内で自身を撮影。同動画はすでに削除されているものの、動画には次のテキストが表示されていたとのこと。

「お願いだから、泣いている赤ちゃんを飛行機に連れてくるのはやめてほしい。高いお金を払った10時間フライトなのに…。あらためて、“私は子どもを持たない”って思った」

さらに動画のキャプションでは、「“子どもがいても旅行できる”って言われるのが本当に嫌。これこそ、私が子どもを持たない理由。私は静かに旅を楽しみたいのに、ほかの人の赤ちゃんのせいでそれができないから」と自身の考えをつづっていた。

同投稿は大きな議論へ発展し、コメント欄には7,900件以上の意見が寄せられ、機内での“子どもの存在”についてさまざまな声が飛び交う事態に。「大人専用リゾートみたいに“大人専用フライト”を作るべき」「私は母親だけど、完全に同意します。フライト中ずっと子どもが叫んでいるのほど最悪なものはない」といった声が寄せられたという。

d3sign / Getty Images

飛行機内での“子どもの泣き声問題”は以前からたびたび議論となっており、近年では「大人専用フライト」を求める声も増えているよう。実際に3,000人以上の旅行者を対象に行われた調査では、60%が「機内で子どもによって快適さを損なわれた経験がある」と回答。また、64%が「飛行機内に子ども連れではない人向けのエリアが欲しい」と答えたという。

さらに14%は、「子どものビジネスクラス利用を制限すべき」と考えていた一方で、その半数以上は「もし選べるなら、“子どもがいない便”を利用したい」と回答していたとのこと。

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