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「お風呂、まだ入ってない?」風呂・食事・寝かしつけを全部やる主夫→言い出せず増え続けた本音とは

  • 2026.6.9

帰宅直後から動きっぱなしの夜

30代、共働き、子どもは保育園の年中。

仕事を終えて自宅のドアを開けるところから、俺の第二勤務が始まる。

鞄を置く間もなく「パパお風呂!」と腕を引かれる。

返事をしながら上着を脱ぎ、湯加減を確認して子どもと一緒に湯船に浸かる。

1日で一番リラックスできる時間だが、その後に控える流れを考えると気は休まらない。

風呂から上がれば次は夕食だ。妻がレンジで温めておいてくれた食事を、子どもの口に運びやすい大きさに切る。

こぼした味噌汁を拭き、エプロンを替え、半分残されたご飯を最後の一口まで食べさせる。途中で「これ嫌い」「もう食べない」が始まるから、なだめながら20分はかかる。

食器を流しに運び、保育園の汚れ物をつまみ洗いし、皿洗いに取りかかる。子どもがテレビの前に転がっているのを横目に、洗剤で泡立てたスポンジを動かしているうちに時計の針は21時を回る。

その流れの裏で、妻はソファに沈み込んでスマホを眺めていた。

風呂上がりの子どものパジャマも、明日の連絡帳も、洗濯機の中身も、まだ動いていない。視線が合うことはなく、たまに笑い声だけが画面のほうから聞こえてくる。

飲み込んだ一言と回り続ける夜

本当は声をかけたかった。

先に風呂入っといてくれない?洗濯機回しといて。そう言えば済む話だ。でも口を開きかけて止まる。「今日は仕事きつかった」と返ってくる気配を読んでしまうからだ。

俺だってきつかった、と続けるのも面倒で、結局飲み込む。

子どもを布団まで連れていき、絵本を1冊読んで寝かしつける。背中をさすりながら自分のほうが先に眠気に襲われる。寝息を確認して立ち上がると、リビングからはまだテレビの音が漏れていた。

「お風呂、まだ入ってない?」と聞くと、妻はスマホから目を離さずに答えた。

「もう少しゆっくりしてからでいい?」

否定するほどのことじゃない。妻だって仕事と保育園の送りで朝から走り回っている。

1人時間が必要なのも分かる。でも、その後で妻が風呂に入り、上がってきた頃には俺はもう寝落ち寸前だ。残った風呂掃除は結局、俺が翌朝早起きしてやる。

妻が湯船から上がった直後にさっと済ませてくれれば、それだけで明日の朝の俺が10分救われるのに。

言えないまま、俺の夜のタスクだけがじわじわ増えていく。妻に悪気がないのも分かっているからこそ、どこにも置き場のない感情が胸に残る。明日の帰宅後も、たぶん同じ順番で同じ動きを繰り返す。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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