1. トップ
  2. エピソード
  3. 連絡帳に「今日も元気でした」しか書かない担任、、、懇談会で明かした“本音”に大反省

連絡帳に「今日も元気でした」しか書かない担任、、、懇談会で明かした“本音”に大反省

  • 2026.6.7

保育園の連絡帳、毎日同じ内容だと「あれ?」と思いますよね。しかし、実は担任の先生の“ある思い”が込められていたとしたら――。
今回は、筆者の友人が経験した“連絡帳エピソード”を紹介します。

画像: 連絡帳に「今日も元気でした」しか書かない担任、、、懇談会で明かした“本音”に大反省

「今日も元気でした」だけの連絡帳

わが家は夫と私、保育園に通う息子の3人家族です。

このたび、息子が年長さんになりました。いよいよ来年は小学生ということもあり、ぐんとお兄さんらしくなってきたと感じる日々です。

息子が通う保育園では、毎日先生が連絡帳に園でどのように過ごしたかを書いてくれています。年少・年中までは毎日しっかりと書かれていましたが、年長クラスになったとたん書かれるのはたった一文だけ。

“今日も元気に過ごしました”

特筆すべきことがない日は、ほぼすべてこの言葉だけになってしまったのです。

毎日の楽しみが奪われた感覚に

これまで、息子が保育園から帰ってきてからはこの連絡帳を見るのが日課であり、私の楽しみでした。

共働きのため、日中離れている時間に何をしているのか、お友達とどのように過ごしたのか、何ができるようになったのか。さまざまな情報が、連絡帳を見ると得られるからです。

しかし、年長クラスでは何の情報も得られません。

私は“毎日の楽しみ”が奪われてしまったような気持ちになり、園での様子がわかりにくくなったこともあって少しモヤモヤしていました。

先生が語る“連絡帳”への思いとは

ある日、保育園の懇談会が行われることになったので参加しました。

年長クラスの担任はとてもはきはきとしていて、しっかりしている先生です。その先生が、保護者に向かってこう言いました。

「連絡帳には毎日の様子を書いていますが、私が一番大事にしていることは、子どもが自分の口で“今日何があったか”を保護者の皆さんに話してほしいんです」

これまでのように先生が詳細を書くのも良いのですが、もう年長です。自分の口から、今日は何をしたか、伝えたいことを言語化して親に伝える力を身に着けてほしいと思っているとのこと。

詳細を書くと、子どもが「もうお母さんは知ってる」と感じて話さなくなることがあるそうです。保護者からは「今日どうだった?」と聞いてほしい、子どもからは「お母さん、聞いて」と言ってほしい。

その思いが、あのシンプルな一文に込められているのだと知りました。

コミュニケーションを見直すきっかけに

それからは、積極的に私から息子に「今日は何をしたの?」「誰と一緒に遊んだの?」と、意識して聞くようにしました。

先生の言う通り、日中離れているぶん、会話でしっかりとコミュニケーションをしようと思ったのです。

息子はたどたどしくも、必死に何をした・誰と遊んだと伝えてくれます。こうした会話がとても大事だと気づかせてくれた担任の先生には、感謝しかありません。

勝手にモヤモヤしていた自分が恥ずかしくなったと同時に、信頼できる先生に息子を預けることができてよかったと感じた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

元記事で読む
の記事をもっとみる