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「半年ぶり〜会いたかった!」学生時代から仲の良かった親友。だが、産後変わってしまった関係に絶句

  • 2026.6.7

半年ぶりに合った予定

「半年ぶり〜会いたかった!」

学生時代からの仲だった彼女と、半年ぶりにランチを合わせることができた日のことだった。

お互い出産を経験して、私は産後10か月、彼女は2年目に入っていた。

SNSではゆるく繋がっていたものの、対面で会うのはお互いの子が生まれてから初めてになる。

乳児連れで個室のあるカフェを予約し、予定が合った瞬間は心からほっとした。

学生時代の彼女は、課題の出来栄えにも恋愛にも頓着しないタイプで、何時間でも気楽に話せる存在だった。新生活の愚痴も、夜中の不安も、彼女の前ではうまく言葉になった。

だから今回も、産後の重さをひととおり聞いてもらいたい気持ちで待ち合わせの席に座った。

座って数分で始まったマウント

離乳食用のお粥を温めてもらいながら、近況の入り口を探していたとき、彼女のほうから話が始まった。

「うちの子英会話と水泳通ってるの」

そう言って、彼女はスマホを取り出して子の発表会の動画を再生し始めた。

続けてこども英会話のカリキュラム表まで見せられる。私は感心したふりで頷きながら、自分の子のミルクを口に運んだ。

話題はそのまま、夫の年収、引っ越したばかりの新築マンションの坪単価、義実家との関係の良さへと止まることなくスライドしていった。

こちらの近況を聞き返してくる間が、ほとんど挟まれない。途中で私が「離乳食、なかなか食べてくれなくて」と切り出すと、彼女は一拍だけ頷き、「うちの子はもう三回食で全部完食」と返してきた。会話の球が、行ったきり戻ってこない。

妙に疲れた帰り道

2時間ほど経った頃にはこちらの相槌が完全に薄くなっていたのに、彼女は気づかない様子で次の話題に進んでいった。

「来月のおうち英語フェスもうチケット取ったよ」「夏には子連れで海外も行く予定」。

私が抱える夜泣きや授乳の悩みは、最後まで会話の主役にならなかった。

店を出て、ベビーカーを押しながら駅に向かう帰り道、自分でも驚くほど消耗していることに気づいた。

彼女のことは嫌いではない。学生時代の仲間として大切な相手だ。悪意で持ち上げてきたのではなく、彼女なりに頑張ってきた成果をシェアしたかっただけだろうとも分かる。

それでもあの2時間で、私の中の「気楽に話せた旧友」という像は、はっきりと一度ほどけた。

昔は無言の時間さえ心地よかったのに、今は次に会う予定をどう作ろうか、まだ言葉にできていない。帰宅後、SNSの彼女のアカウントだけ通知を切った。気持ちの整理がつくまでの、小さな逃げ場のつもりだった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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