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タッチ不要の改札から3Dプリンター料理まで!「GATEWAY Tech TAKANAWA 2026」でのぞき見した未来の日常レポ

  • 2026.6.4

山手線の新しい駅、高輪ゲートウェイの駅前で、近未来のくらしを体験できるイベントが開催された。テーマは「地球益」。広々とした屋外スペースを使って、公道ではまだ走れない乗り物の試乗や、驚きの新技術の実験がいくつも行われていた。

本記事では、難しい理屈は抜きにして、私たちの生活をガラリと変えてくれそうなワクワクする展示の数々をレポートする。

TAKANAWA GATEWAY CITY
TAKANAWA GATEWAY CITY

タッチ不要!「歩くだけ」の次世代改札

スマホやICカードを改札機にピッとタッチすることなく、そのまま歩くだけで通り抜けられる未来の改札。車いすやベビーカーを押している人、両手に荷物を持っている人には間違いなく大助かりの技術だ。

ベビーカーでもスイスイ
ベビーカーでもスイスイ

「うっかりタッチし損ねて後ろの人を待たせてしまう」という、駅でのちょっとした気まずさからも解放されそう。

未来の相棒、折りたたみ電動ミニバイク

コンパクトに折りたためる、1人乗りの小さな電動モビリティ「tatamo! (タタモ)」。車体にはかわいらしい「目」のような画面がついていて、表情豊かに変化する。

移動がラクで楽しくなるだけでなく、小さく折りたためるので、玄関先やオフィスの隅に置いておけて駐輪スペースに困らないのもうれしい。

ハンドルがない!SF映画のような未来のミニバス

運転席もハンドルもない、6人乗り自動運転バス。たくさんのカメラやセンサーがついていて、周りの人や障害物を自分で見つけながら、決められたルートを安全にスイスイ走る。窓が大きくて見晴らしがよく、まるで遊園地のアトラクションのよう。

未来を感じるバスは静か
未来を感じるバスは静か

将来、バスや電車の便が少ない地域を走るようになれば、お年寄りから子どもまでみんなの移動がとても便利になりそうだ。

3Dプリンターで作った新しいラーメン!

栄養や食感を自由にコントロールした料理をその場で形にする3Dフードプリンター。新しい食感が作り出されるのに加え、医療や介護の現場で食べやすい食事を作るのにも期待されている技術だ。

山形大学が研究開発を行っている、フードテック研究の最前線
山形大学が研究開発を行っている、フードテック研究の最前線
香りも保持されている
香りも保持されている

これまでたくさんのラーメンを食べてきたが、まだ見ぬ「未知の食感」の領域があると思うと、ワクワクが止まらない!

すごくいい声で喋る、お手伝いロボット

人間の形をした、二足歩行のロボット。イベントでは軽快なダンスを披露してくれたほか、タブレットで注文すると棚から商品を取って手元まで届けてくれる実演が行われた。驚いたのは、とにかく声がよくて、話す内容もとてもフレンドリーなこと。

思わずファンになってしまいそう
思わずファンになってしまいそう

街中で配膳ロボットを見かけることが増えた今、このロボットが私たちの日常に溶け込んで一緒に暮らす日も、そう遠くなさそう。

ワンちゃんのおしっこが街を潤す、すてきなプロジェクト

犬の散歩でちょっと気になる「おしっこ」の処理。それを街の資源に変えてしまおうという驚きの企画だ。特殊なスポンジで作られた犬用のトイレスポットに尿を吸い取らせ、それをなんと植物の「肥料」に変えてしまう。これがあれば、愛犬との散歩がもっと楽しくなりそう。

わんちゃんとの散歩がさらに楽しく!
わんちゃんとの散歩がさらに楽しく!

都会の駅前に現れた、地球を救う「最先端の農園」

駅前の一角には、緑豊かな「都会の農園」が出現した。ここには、地球の環境問題を解決するために、最先端の科学で育てられた植物や土が集まっていた。

たとえば、植物の根っこにちょうどいい水分をキープしてくれる、自然生まれの特別な土壌保水剤。夏の猛暑や水不足に負けない強い野菜が育つ。使い終わったら自然に消えて土にかえるため、地球を汚さない。また、植物の根っこに住みついて、成長を強力にサポートしてくれる目に見えない小さな菌や、植物の内側から元気を引き出す新しい農業用の液体。

たくさんの種類の植物をゴチャ混ぜにして一緒に植えているプランターもある。狭い場所でもたくさんの虫や微生物が集まり、都会の中に豊かな自然の循環が生まれるそう。

犬のような形をした4足歩行のロボットが、巡回する光景も見られた。目に見えない理由で植物が枯れてしまうのを防ぐため、ロボットの目とAIを使って、気温や空気の状態をリアルタイムで見守ることができるとのこと。過酷な農業の現場を救ってくれそう。

熱心にみまわりをする犬型ロボット
熱心にみまわりをする犬型ロボット

技術の根底にある他者への「想像力」が、明るい未来を見せてくれた

イベント全体を通して掲げられていた「地球益」という大きな言葉。初めは少し遠い世界の話のように思えたが、実際に展示を見て、体験していくうちに、その言葉にまったく遜色がないほど本気で、「地球をよくする」挑戦ばかりだと実感した。

どの最先端テクノロジーも、ただ技術のすごさを競うのではなく、「もっと移動をラクにしたい」「環境をよくしたい」という、誰かの悩みや願いに応えようとする強い想いから生まれている。ポジティブな感情から生まれた技術がこれほど進んでいることに、少し明るい気持ちになった。

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