1. トップ
  2. エピソード
  3. 喧嘩中に間違えて「♡」を送ってしまった→彼の「今♡送った?」に対する私の苦しい言い訳

喧嘩中に間違えて「♡」を送ってしまった→彼の「今♡送った?」に対する私の苦しい言い訳

  • 2026.6.3
ハウコレ

1週間連絡を絶っていた彼との沈黙を、私のミスで破ることになりました。誤送信したはずの絵文字が、私たちの本音を引き出していった話です。

沈黙が続いた1週間

あの口論からもう7日が経っていました。最初の3日は怒りで、次の3日は意地で、そして最後の1日は寂しさで、私は彼にメッセージを送れずにいました。

スマホを開いては彼のメッセージ画面を見つめ、入力欄にカーソルだけが点滅する状態を、自分でも数えきれないほど繰り返したのです。「ごめん」と打っては消し、「元気?」と打っては消し、結局何も送らないまま画面を閉じる。

仕事から帰って夕食を済ませた夜、友達とのグループチャットがにぎやかになりました。「今度の週末ご飯どう?」というお誘いに、私は気を取り直して返信しようとしたのです。

誤って届いてしまった♡

友達には「ありがとう、楽しみ!」と返したくて、絵文字をひとつ添えるつもりでした。絵文字一覧から♡を選び、送信ボタンを押した瞬間、画面の上部に表示されたのは、友達のグループの名前ではなく、彼の名前でした。

すぐに取り消そうと画面をタップしたのですが、操作している間に読まれてしまったのです。やってしまった、と思いました。1週間沈黙していた相手に、よりによって♡を送ってしまった。理由を考える間もなく、画面には次の通知が光りました。

『今♡送った?』に返した苦しい言葉

彼から届いたメッセージは、たった一行でした。

「今♡送った?」

意地でも自分から連絡しないと決めていた相手からのメッセージ。

「ごめん、誤送信!友達に送るつもりだった」

そう送ってから自分で読み返して、苦しすぎる言い訳だと思いました。1週間連絡してこなかった彼に、たまたま誤って♡を送るなんて、漫画みたいな偶然です。

彼から「ふーん」と短い返事が来て、そのあとに「でも嬉しかった」と続きました。画面の文字を見つめながら、私は自分でも何を言いたいのかわからなくなっていったのです。

そして...

その後すぐ、彼から電話がかかってきました。出ると、「もしもし」と少し低めの声が響きました。「私も連絡したかったの」と私が切り出すと、彼は「俺もずっと考えてた」と返してくれました。誤送信ということにした♡を、彼は責めもからかいもしませんでした。

たった1つの絵文字が私たちを近づけたのです。仲直りした翌朝、彼から届いたメッセージにも、小さな♡がひとつだけ添えられていました。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる