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彼氏の趣味ではないネックレスを着用→問い詰めると『元カノにもらったやつ』『ものに罪はないだろ?』と反論

  • 2026.6.3
ハウコレ

久しぶりに2人で遠出をした、その行きの電車でのことです。向かいに座った彼の首元で、見慣れない銀色のチェーンが光っていました。アクセサリーをつけない人だったので、つい目で追ってしまったのです。そのひとことから、せっかくの一日に小さな影が差すとは思っていませんでした。

つけない人の首元で光っていたもの

久しぶりの遠出に、彼はいつもより少しきちんとした服を選んできていました。その首元で、銀色のチェーンが揺れていたのです。普段アクセサリーには見向きもしない人だったので、なんだか新鮮で、つい見てしまいました。シンプルだけれど、彼が自分で選びそうにはないデザインです。気になって、私は何気なく尋ねました。「そのネックレス、あなたの趣味じゃないよね」彼は窓の外に目を向けたまま、あっさりと答えました。「元カノにもらったやつ」あまりに普通の口調で、聞き間違えたのかと思ったほどです。

『ものに罪はないだろ?』という反論

立ち寄ったカフェで、私はできるだけ軽い口調で気持ちを伝えてみました。「正直、外してほしいなって思っちゃう」彼は少し面倒くさそうに眉を寄せ、こう言いました。「ものに罪はないだろ?」続けて、「気にしすぎだよ」と。物に罪がないことくらい、私だってわかっています。私が引っかかっているのは、物そのものではなかったからです。なぜそれを察してくれないのだろう。せっかくの遠出なのに、私はテーブルの上で冷めていくドリンクをただ見つめていました。

引っかかっていたのは物じゃなかった

家に帰っても、彼の言葉が頭から離れませんでした。元カノへの未練があるのかと聞けば、きっと「ない」と即答するでしょう。たぶん、それは本当なのだと思います。でも、私が「嫌だ」と伝えたものを、彼は理屈で押し返してきました。久しぶりの遠出を楽しみにしていた私の気持ちより、自分の正しさを守るほうを選んだのです。引っかかっていたのは、ネックレスでも元カノでもなく、その選び方そのものでした。

そして...

あれから、私はそのネックレスのことを口にしていません。彼も、つけ続けています。責めるのも、泣いて頼むのも、なんだか違う気がしました。ただ、これから先もこの人は、私の「嫌だ」を理屈でほどいていくのかもしれない。そう考えると、少しだけ立ち止まりたくなったのです。物に罪はない。それでも、その物を選ぶ気持ちには、たしかに意味があると思いました。今はまだ答えを出さず、自分の心が落ち着く場所を探しているところです。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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